31日、韓国では貧富に加え、職業までも世襲されている。

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2016年1月31日、韓国・聯合ニュースによると、韓国では貧富に加え、職業までも世襲されている。

韓国保健社会研究院の報告書「社会統合の実態診断と対応策2」によると、韓国では職業的地位と所得階層の固定化現象が際立っていることが明らかになった。

同研究院が15年6〜9月、韓国の満19歳以上、満75歳未満の男女4000人を対象に、自分の所得階層をどのように認識しているかなど面接調査を行った。15歳のころに自分の家庭が属していた主観的階層(下層、中下層、中間層、中上層、上層)と現在自身が属する主観的な階層との間の相関性を調査した結果、父の世代の階層から子の世代の階層が移動する可能性は極めて低かった。

学歴にも世代間の世襲傾向が見られた。父親が大卒以上の高学歴者の息子が大卒以上の高学歴者である比率は、1940〜59年生まれが64.0%、60〜974年生まれが79.7%、75〜95年生まれが89.6%だった。父親の職業と息子の職業の相関性を見ると、単純労務職、熟練技能職、サービス販売職、事務職では父親と息子の職業が同じ割合が平均19.8%だったのに対し、管理専門職ではその2倍強の42.9%となり、上級職の父親を持つ息子は同じように上級職に就いていることが分かった。

韓国では親の経済的地位が財産の蓄積だけでなく、間接的には人的資本の蓄積(就学)、直接的には労働市場での成功(賃金と職業)に、より多くの影響を与えていることになる。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「個人の努力ではどうしようもないことがあるということだ」
「貧しい環境に生まれた者は一生貧しいということか」
「この国に希望がないことを象徴している」

「こんなこと、ずっと前からみんな知っている」
「韓国は民主主義というより、インドのカースト制度を取り入れた国と言えそうだ」

「今地球は人口過多だという。富めるものだけ生き残ってもらって、貧しい者は退散しよう」
「自分の能力のなさや努力不足を環境のせいにしてはいけない」
「韓国はまだマシな方だ。北朝鮮のように飢え死にしたり、凍え死んだりするような絶対貧困者はいない」

「文句ばかり言わずに、問題のある社会構造をどうしたら改善できるか議論しろ」
「朴槿恵(パク・クネ)大統領自身が、能力より生まれが大事であることを示している」(翻訳・編集/三田)