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2016年3月12日(土)公開のピクサー最新映画『アーロと少年』。

【動画】圧倒的な自然描写がすごい!『アーロと少年』ミュージック予告映像

恐竜が絶滅せず、文明を獲得した世界を舞台に、恐竜アーロと人間の少年スポットの友情を描く冒険物語です。

感動的なストーリー、そして圧倒的な自然描写は必見!

ピクサー最新映画をひと足先に観たライターが、注目ポイントを解説します。

ピクサー30年の歴史が詰まった作品

1985年にピクサーが設立されて30年、ピクサーは様々な物語を世に送り出し、アニメーションの、映画の歴史を塗り替えてきました。

常に先を追い続ける3DCGの技術力と、何よりもストーリー優先という考え方がピクサー作品の高い完成度の源です。

『アーロと少年』は、「もしも地球に隕石が衝突せず、絶滅どころか進化を続けた恐竜が文明と言葉を持つ世界で、人間と共存していたら…? 」という物語。

3兄姉の末っ子、甘えん坊で怖がりの恐竜アーロが災難に遭い、自分の家に帰るための大冒険を繰り広げます。

冒険の途中でアーロが出会うのが、人間の少年。

野生児のように暮らす彼に、アーロは「スポット」と名付けます。

アーロとスポットの友情を、圧倒的な大自然の描写が彩る、ピクサーが30年で培った結晶のような映画です。

まるで実写! 圧倒的な自然描写

常に新しい3DCG技術を追い求めてきたピクサー。

世界初の全編CGの長編アニメーション『トイ・ストーリー』をはじめ、『モンスターズ・インク』ではサリーの毛並み、『カーズ』では車の質感や汚れなど、数々の新たな技術を開発、より豊かな映像を届けてくれました。

『アーロと少年』で挑んだのは、雄大な自然を3DCGで描くこと。

山、森、川、雲…自然のひとつひとつがキャラクターであり、徹底的に作り込まれています。

その美しさは、「背景だけ実写を合成した? 」と見間違えてしまうほど。

繊細で雄大な自然描写は、ぜひ映画館の大スクリーンで体験したいものです。

愛らしいキャラクター

『アーロと少年』の舞台は、「もしも恐竜が絶滅していなかったら? 」という約6000万年前の地球。

登場キャラクターも、文明を獲得した恐竜と、野生状態の人類。

想像上の世界を描いているといえます。

しかし、適当に考えて作られた世界ではありません。

恐竜について骨や化石から研究し、ゾウやキリンといった現在の動物生態も研究。

もし恐竜が文明を獲得していたら? という設定を本気で映像化しています。

アーロたちはリアリティのある恐竜でありながら、“アニメーションらしい”造形をしています。

顔は大きく動き、その姿勢を見るだけでもアーロの弱虫な性格が伝わってきます。

スポットはほぼ3頭身。

アニメーションらしい造形によってキャラクターに愛着がわいてきます。

キャラクターはディフォルメされている一方で、背景となる自然描写は限りなくリアル。

普通「不気味の谷」をもたらしそうな構図ですが、違和感なくこの世界観に引き込んでくれるのがピクサーの技術力。

3DCG映画がまた新たな次元に突入したと感じさせる映像美です。

冒険と友情、ピクサーが培ったストーリー

主人公のアーロは、恐竜の5人一家の末っ子。

ある日、アーロは川に流され、遠い場所へ来てしまいます。

家に帰るため、冒険を始めるアーロの元に現れたのは、人間の少年スポット。

アーロとスポットは様々な出会いを経ながら、アーロの家を目指していきます。

『トイ・ストーリー』、『モンスターズ・インク』、『カーズ』など、ピクサーが得意とする友情物語。

中でも、『レミーのおいしいレストラン』が描いた、普通交わらない2人(匹)の友情を描くのが『アーロと少年』です。

アーロは物語の冒頭で、大好きなパパを亡くしてしまいます。

彼の中でパパの存在、パパの言葉が、冒険中も心の支えとなっていくのです。

これは、『ファインディング・ニモ』のような父と息子の物語でもあります。

そして、『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・インク』が描いてきた、「別れ」も含んできます。

『トイ・ストーリー』公開から20年。

ピクサーが描いてきた様々なストーリーが凝縮された物語はまさに感動ものです。

映画『アーロと少年』は2016年3月12日(土)全国ロードショー。

圧倒的な自然描写の美しさをぜひ劇場で体感してください!