U-23日本代表はU-23韓国に3-2と劇的な勝利を収め、素晴らしい週末をプレゼントしてくれました。ありがとう! U-23日本代表のみんな!

ここからは、本大会の登録18人に残れるかどうかという戦いが始まります。まずはリーグ戦でしっかりとしたプレーを見せて、日々の試合の中で成長を重ねて下さい。

厳しいことを言えば、勝負には勝ったけれど試合では負けていました。韓国のほうが個の力、戦術適応力などで優れていました。もし、韓国の選手が経験を積んでペース配分を覚えたら、日本とは大きな差をつけられてしまうと思います。日本は優勝に傲ることなく、今後ますますのトレーニングが必要です。

日本はほぼ全員の選手を使って優勝を勝ち取ることができました。疲労を残さないで戦えた見事な戦略だったと思います。それは今回のプラスの側面なのですが、逆に考えると、このチームの中で動かせないくらいの存在感がある選手は遠藤航ぐらいということではないでしょうか。

はたしてそういう選手の現状を踏まえて、本大会では何を目標にするのか。その点を日本サッカー協会はハッキリさせてほしいと思います。

本大会で勝つことで得られることはたくさんあります。前回の4位で選手たちが掴んだ自信は、紛れもなく日本サッカー界の糧になりました。そのためにはオーバーエイジ枠を使わなければならないと思います。

僕たちのアトランタ五輪の際は、オーバーエイジ枠は使いませんでした。個人的にはオーバーエイジの枠を使わず、この世代の選手に世界での経験を積んでほしいとも思います。そのほうが、この世代があとあと伸びるからです。

選手たちも、一緒にやってきた仲間で本大会に臨みたいでしょう。だったら、すぐに始まるJリーグでどこまで戦えるか。危機感を持って戦うU-23日本代表はきっと大きく成長してくれるはずです。その姿を僕は期待しています。