鴻海のシャープ支援  郭会長は楽観視/台湾

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(台北 1日 中央社)経営再建中のシャープへ支援を提案している鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘董事長(会長)は先月31日、台北市内で取材に応じ、日本に不足しているのは資金ではなく、経営の動力だと指摘。「週内にも結果が出るだろう」とし、シャープに持ち込みたいのは「起業家の精神や鴻海の“分かち合う”文化だ」と語った。

郭氏は同30日、シャープ本社(大阪市)を訪れ、経営陣らに対して支援案を説明していた。

また、日本人の従業員については「規律をよく守る」と評価。一方で「(進むべき)方向を見失ってしまった」と語り、新しい方向へ導きたいと改革を進める考えを示した。

シャープ支援をめぐっては官民出資の投資ファンド「産業革新機構」も経営再建に名乗りを上げている。郭氏は近日中の再訪日はしないと楽観視する構えを見せ、「(支援元は)シャープ側自身で決めてもらいたい」と語った。

(鍾栄峰/編集:齊藤啓介)