31日、中国で最も売れた映画となったファンタジー時代劇「モンスター・ハント」(捉妖記)だが、北米では惨敗状態に。ハリウッド映画の模倣が嫌われたことが大きな敗因とされている。

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2016年1月31日、中国で最も売れた映画となったファンタジー時代劇「モンスター・ハント」(捉妖記)だが、北米では惨敗状態に。ハリウッド映画の模倣が嫌われたことが大きな敗因とされている。新浪が伝えた。

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昨夏に公開された「モンスター・ハント」は興行収入が24億元(約430億円)を突破し、数々の人気ハリウッド映画の大記録を抜き去り、中国映画市場で最も売れた作品となった。北米では22日から公開されているが、最初の週末の興行収入はわずか3万ドル(約360万円)。中国市場との差はあまりにも大きい。

CGアニメと実写を融合させたこの作品。北米での敗因については、「ハリウッド映画の模倣が嫌われた」と分析されている。「シュレック3」で共同監督を務めた華人アニメーター、ラマン・ヒュイ(許誠毅)が中華圏に戻って初めて手掛けた映画だが、それだけにあちこちにハリウッド映画の手法が垣間見える。目の肥えた北米の観客には完全に相手にされなかったようだ。

中国映画と言えば、かつて海外で人気があったのはカンフーアクションだ。しかし近年は製作本数が少なく、海外の観客が目にする機会も激減している。米国やカナダ、フランス、ドイツなど9カ国で約1400人を対象に行われたアンケート調査によると、「中国映画を観たことがある」と答えた人は約50%、「全く観たことがない」は約30%で、さらに3分の1以上が「中国映画に対する印象がない」と答えている。

近年ではどんどん巨大化し、空前の活況を見せる中国映画市場だが、作品そのものが海外で受け入れられるのはまだまだ時間がかかりそうだ。(翻訳・編集/Mathilda)