31日、韓国メディアによると、世界中でテロの脅威が高まっている中、アジア最大級のハブ空港、韓国・仁川国際空港のセキュリティーを疑問視する声が相次いでいる。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真は仁川国際空港。

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2016年1月31日、韓国・聯合ニュースによると、世界中でテロの脅威が高まっている中、アジア最大級のハブ空港、韓国・仁川国際空港のセキュリティーを疑問視する声が相次いでいる。

仁川空港では外国人の乗り継ぎ客が密入国する事件が1月だけで2回も発生した。21日には成田空港から仁川経由で中国に向かう予定だった中国人男女2人が空港の出国ロビーのドアを開けて侵入し、韓国で4日間不法滞在していたことが分かった。また、29日には20代のベトナム人が自動入国審査台のスクリーンドアを力ずくでこじ開けた。アラームが鳴ったものの警備員がいなかったため、発見までにかなりの時間がかかったという。

今回の外国人密入国事件について、韓国では「人による監視をおろそかにしたために発生した『人災』だった」との指摘が出ている。中源大航空学部のハム・デヨン教授は、「最先端のシステムが備えられていても、防犯カメラを監視する人を置き、2重、3重のセキュリティーが必要だが、仁川空港はそうではなかった」と指摘。同学部のファン・ホウォン教授は「施設のセキュリティーと人員運用を総合的に見直すべきだ」と主張している。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「少し前まで『仁川空港は世界最高の空港だ』との記事をよく目にしていたのに…」
「今でもそんな状態なのに、もし民営化されたら、お金を節約するためにもっとセキュリティーが甘くなるだろう」

「深刻な問題なのに責任を取る人がいないのはなぜ?今後、人命被害が出たとしても、誰も責任を取らないのだろう」
「朴大統領が政権を握ってから、安心して過ごせる日は1日もない」

「大統領の警護員を減らしてでも、仁川空港の警備員を増やすべき」
「情けない。もし戦争が起きたら、1週間以内に敵に占領される」

「ラーメン屋にラーメンがなければならないのと同じで、入国審査場には必ず警備員がいなければならない」
「仁川空港の職員の多くが安月給の契約社員だが、それでは仕事に対する責任感は生じにくい。正社員を増やすなど、職員の待遇から見直すべきだ」(翻訳・編集/堂本)