中国メディアの界面によると、山東臨沂市警察と四川涼山警察は14日、共同で乳児販売グループを摘発し、容疑者78人の身柄を拘束し、乳児15人を解放した。妊娠した女性から乳児の「購入予約」をしていた事例もあったという。

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 中国メディアの界面によると、山東臨沂市警察と四川涼山警察は14日、共同で乳児販売グループを摘発し、容疑者78人の身柄を拘束し、乳児15人を解放した。妊娠した女性から乳児の「購入予約」をしていた事例もあったという。

 中国では子どもの人身売買が繰り返されている。警察は摘発に力を入れているが、一向に撲滅できないのが現状だ。犯罪グループは子どもをさらう場合もあり、「購入」する場合もある。

 記事は特に触れていないが、「わが子」を売る親の存在は、格差や貧困の問題と切り離すことができないだろう。

 2015年11月1日に施行された改正刑法では、子どもを買った者に対しても刑事責任を問えることになった。14日の摘発では、子どもを買った者6人が身柄を拘束された。

 警察関係者の1人は、「子どもを買う家は、体の問題などで子どもを作ることができないケースがある。あるいは同情する人がいるかもしれないが、子どもを買うのは明らかに犯罪だ。子どもがいない家庭の人には、合法的に養子を迎えることを強く提案する」と述べた。

 解放された子ども15人に対しては、確実に両親の元にもどすため、DNA鑑定をした。しかし4人については身元を特定することができず、施設に収容されつづけている。警察は、「子どもがいなくなって探しているご両親は、是非、DNA鑑定をしてデータバンクに登録していただきたい。そうすれば、実の子を探し出せる可能性あります」と表明した。(編集担当:如月隼人)