写真はtwitterより

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 女性週刊誌「女性セブン」(小学館)がチュートリアル徳井義実(40)について、「隠し子疑惑」を報じた。しかし、結論から言えば報道は「ガセ」だったという、しょっぱいオチがついてきた。

 1月3日、徳井は河口湖にほど近い遊園地「富士急ハイランド」で、ベビーカーを押した女性A子さんと一緒にいたとされ、写真付きで記事が掲載された。一見、幸せそうなファミリー3ショットであり、そこから「徳井に隠し子か」と妄想に近い仮説を立てられてしまった。しかし、子供は徳井とA子さんとの子ではなく、交際中の事実もないことが後の取材で明らかになったという。

スピードワゴン小沢も一緒だった!?

 富士急ハイランドに遊びに行った人たちによって、徳井の目撃談はTwitterに上がっていた。徳井と仲良しのスピードワゴン・小沢一敬(42)もいたというツイートも複数見られた。ちなみに小沢はこの日、自身のブログで「河口湖にて」とのタイトルで「後輩たちとお正月旅行にきてます」と綴っている。A子さんは、芸人仲間と親しく、グループ旅行に小さい子供を連れて参加していた、この説が濃厚であろう。

 徳井はご存知のとおり「芸人一のイケメン」「プレイボーイ」と評判で、いまだ独身。そんなイメージから、もしも隠し子が判明したとすれば、大ニュースだったはず。今回は“残念”な結果に終わってしまった。

「A子さんはこれまで超大物芸能人の子息と交際が噂され、子供をめぐって悶着があったという噂もある。それだけにセブンも勇み足をしてしまったのでしょうが、この報道に徳井はもちろん所属事務所のよしもとも激怒しています」(芸能関係者)

 今回はガセだったが、これまでガチとして報じられたケースも存在する。ここでは、これまで隠し子が報じられた、または本人が認めたケースをいくつか紹介する。

石田純一(62)

「不倫は文化」発言でも有名なプレイボーイ、石田純一も、隠し子の存在を女性週刊誌にスクープされた一人。女優・松原千明(57)と婚姻中だった1991年、石田は最初の妻(星川まり氏)と息子の存在を公表していなかったことを認めた。その息子とは、俳優・いしだ壱成(41)である。1992年、「石田純一の息子」として華々しく芸能界デビューした。いしだは石田が20歳の時にできた子供で、星川氏とは、早大在学中の学生結婚であった。

片岡愛之助(43)

 2011年3月、女性週刊誌で隠し子の存在が報じられ、元ホステスとの間に小学5年生になる息子がいることを認めた。愛之助は、養育費は支払っているが、子供を認知していないと釈明した。愛之助は同年、30年ぶりに現代劇に登場し、2013年TBS系「半沢直樹」ではオネエ口調のエリート官僚役でブレイクしたのは周知の通り。

市川海老蔵(38) 

 2002年、歌手・日置明子(41)との間に女の子をもうけた。2003年2月、女性週刊誌で隠し子の存在を報じられた。海老蔵は、子供を認知し養育費を払っていると会見で釈明した。なお、当時は市川新之助(七代目)として活動しており、2004年に十一代目 市川海老蔵を襲名した。歌舞伎界では海老蔵のはとこ、市川染五郎(43)も過去に隠し子が報じられ、認知済みである。

 芸能人の隠し子といえばショッキングな報道ではあるが、少子化が進むこの現代で、経済的にゆとりのある彼らがある種の“一夫多妻”状態になるのも想像に難くない。当事者さえ納得していれば、他人が非難するべき話ではないように思うのだが、いかに。

(文/春山修司)