29日、RFI中国語版サイトは記事「中国の輸出統計、北朝鮮への原油輸出は2年連続でゼロ」を掲載した。2013年の核実験を受け、中朝貿易は2年連続でマイナスを記録した。写真は中朝国境の街、丹東市。

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2016年1月29日、RFI中国語版サイトは記事「中国の輸出統計、北朝鮮への原油輸出は2年連続でゼロ」を掲載した。

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KOTRA(大韓貿易投資振興公社)は中国税関総署の統計に基づき、中朝貿易に関する報告をまとめた。15年の貿易額は前年比14.7%減の54億3400万ドル(約6581億円)。輸出は16.35%減の29億4600万ドル(約3568億円)、輸入は12.58%減の24億8400万ドル(約3008億円)となった。中朝貿易は13年をピークに2014年、15年と2年連続で減少している。13年の核実験、そして親中派の張成沢元国防委員長の処刑が影響したものと考えられる。

品目別でみると、北朝鮮から中国への鉄鉱石輸出が60%以上もの大幅減となった。張氏の罪状に「貴重な地下資源を売却した売国行為」があげられていたためと推測される。また中国から北朝鮮への原油輸出は2年連続でゼロとなった。数字的には北朝鮮のエネルギー事情は逼迫(ひっぱく)しているはずだが、統計には把握されない密貿易が多く中国からの原油輸入が続いているとも伝えられている。(翻訳・編集/増田聡太郎)