アジア王者も課題を口にする主将MF遠藤航「主導権を握れない時間帯が多かった」《AFC U-23日本代表》

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▽カタールのドーハで開催されたAFC U-23選手権で優勝し、リオ五輪の出場権を獲得したU-23日本代表が31日の夜に帰国。羽田空港で帰国記者会見を開いた。

▽記者会見には、U-23日本代表を率いる手倉森誠監督、キャプテンを務めたMF遠藤航(浦和)、副キャプテンのMF大島僚太(川崎F)とDF岩波拓也(神戸)が出席。現在の心境やリオ五輪に向けた意気込みなどを語った。

▽キャプテンとしてチームを牽引し、5試合に先発出場した遠藤のコメントと質疑応答は以下のとおり。

◆MF遠藤航(浦和)

「リオ五輪の出場権を手にし、優勝できたことを嬉しく思っています。キャプテンとしてチームをまとめることや、プレーで引っ張って行くことを意識していたつもりなので、その結果を得られたことは嬉しいです」

「ただ、この優勝という結果に満足せず、これからリオ五輪まで、一人ひとりがどれだけ成長できるのかということが大事だと思います。チームとしても内容的な部分では、まだまだ課題の見えた大会でもあったと思うので、これからチームとしても個人としても成長できるように頑張っていきたいと思います」

──大会を通じて最も手応えを感じたこと、リオ五輪に向けて課題だと感じていることは?

「手応えとしては、ゲームの流れが悪い時にいかに我慢して状況を読んで、一人ひとりがプレーするのかというところなのかなと思います。そこは、手倉森監督が言われていたところでもあるので、この大会でそれを出せたというところには非常に手ごたえを感じています」

「ただ、大会を通じて自分たちが主導権を握れない時間帯が多かったので、これからは自分たちがアクションを起こしていきながら主導権を握っていけるようなサッカーを世界で見せられればいいのかなと思います。それができなかったときに、最後を凌ぐというところへの立ち返りができれば、さらに強くなれるのではないかと思っています」

──チーム一丸となって戦えた理由は?

「プレー面で言えば、最初は少し雰囲気が悪いなというところもあったけど、最終予選が近づくにつれて、皆の声も出るようになりました。意欲的に取り組むようにもなったし、それは一人ひとりが悔しさや、絶対にリオの出場権をとるという覚悟があったからこそ、自ずとそういう雰囲気になったと思うので、1つはそういうところかなと」

「あとは、僕は早生まれで歳が一番上ですけど、特に岩波とかは僕をイジったり、先輩や後輩関係なしにタメ語でしゃべってきたりするので、そういう壁がないところも僕らのチームの良さなのかなと思います」