<SMBCシンガポールオープン 4日目◇31日◇セントーサGCセラポンC(7,398ヤード・パー71)
 アジアンツアーとの共同主管競技「SMBCシンガポールオープン」は初日からの雷雲による荒天順延の影響で、タイムスケジュールが二転三転する状況のなか大会最終日を迎えたが、4日目も首位ソン・ヨンハン(韓国)が回る最終組が16番プレー中に強烈なスコールと雷雲接近のため、競技中断。そのまま再開の目処はたたず、月曜日の7時30分(日本時間8時30分)より競技が再開されることとなった。
【関連】スピースの最終18番のセカンドショット。この時点では空は快晴も嵐の前触れとなる風が吹き荒れていた
 招待選手として出場しているジョーダン・スピース(米国)は第4ラウンドに猛チャージをかけ、17ホールを消化して5バーディ・1ボギー。首位と2打差・トータル10アンダーで最終18番を迎えた。
 「18番のティショットはビックリした。ティショットを打ったら、風が変わった。本当ならドライバー、スプーンでグリーンを狙いにいくところだが、3番アイアン、サンドウェッジで刻むこととなった。たぶんストームが近づいてきたせいだと思う」と強烈なアゲインストの影響からイーグルチャンスを狙いにいくことはできなかったが、約2mのバーディチャンスを作りだし、首位にプレッシャーをかけるための勝負のバーディパットへ…。
 入念にラインを読み、アドレスに入ろうとしたスピースだが、パット直前に雷雲接近を知らせる笛がなり、競技中断。ショックを隠しきれないスピースは顔を覆い、引き上げることとなった。そして中断した14時47分から約3時間後の18時に順延が決定し、優勝決定は5日目に持ち越しとなった。
 「後半に入ってプレーがかみ合ってきた。トップにプレッシャーをかけられるところにきた。最後の18番のパットを決めれば、もっとプレッシャーをかけられる」と語り、コースを後にしたスピース。
 トーナメントリーダーのソン・ヨンハン(韓国)が16番で約3mのパーパットを残して中断しているだけに、スピースが決めれば逆転優勝orプレーオフの可能性が高まる。仮にパーでホールアウトしても、トータル10アンダーでフィニッシュしたリャン・ウェンチョン(中国)と並び、ホールアウトした選手のなかでは首位。ヨンハン、9アンダーの谷原秀人、小林伸太郎らの結果次第ではプレーオフに進む。
 スピースは2014年の『ダンロップフェニックス』に出場経験があるが、松山英樹に競り負けた。今大会で逆転優勝を果たせば、2度目の日本ツアーで初勝利を挙げることとなる。

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