2015年は中国人旅行客が大挙して訪日し、「爆買い」する様子がニュースで何度も扱われるほど注目を集めたが、中国人旅行客にとって日本での買い物はそれほど安いものなのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 2015年は中国人旅行客が大挙して訪日し、「爆買い」する様子がニュースで何度も扱われるほど注目を集めたが、中国人旅行客にとって日本での買い物はそれほど安いものなのだろうか。

 中国メディアの今日頭条は「真の日本物価の秘密を暴く」と題し、世界一物価が高いとも言われる東京での物価を紹介、中国と日本の違いを考察した。

 記事は衣食住の分野だけでなく、日本で販売されている電子機器や、公共交通機関を利用する際の費用なども列挙しているが、基本的にどれも中国に比べて高額であると紹介した。

 しかし、日本と中国では給与水準が異なるため、それを考慮すれば決して高額ではないとしている。日本の一般的な会社員の給与水準を月収30-40万円とし、北京市の平均給与を9万円程度、地方都市で4万円程度と考えれば、日本の物価は高く感じて当然と言えるだろう。

 そんななか、記事が安いと評価したのが「寿司(すし)」だ。恐らくスーパーで購入したであろう寿司の写真とともに「おいしくて見た目も良い、正真正銘の寿司、約850円は安い!」とコメントしている。それもそのはず、中国で正真正銘の寿司はなかなか食べられない。海沿いの大都市ならともかく、内陸では目にすることもかなわない一品だ。それが日本であればスーパーの寿司でも1000円以下で購入できるのだから、中国人からすれば安くて価値のあるものに映るのであろう。

 また中国よりも安く購入できるものとして「電子機器」を挙げた。一例として「3万円で販売している商品を中国で販売するなら3000元前後(約5万4000円前後)」で購入できると紹介している。中国人にとって、日本の製品は決して安いわけではないが、それでも爆買いしているのは、中国人にとってそれだけ日本の製品が価値あるものだからだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)