29日、韓国軍の兵士らが日常生活を送る全国の兵営に受信専用の共用携帯電話が配布されるとの報道に、韓国のネットユーザーが否定的なコメントを数多く寄せている。写真は韓国軍兵士。

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2016年1月29日、韓国・アジア経済などによると、韓国軍の兵士らが日常生活を送る兵営内で、受信専用の共用携帯電話を使えるようになる。

韓国国防部は、全軍の兵営生活館に受信用の携帯電話を配布し、30日から運用を始めると明らかにした。今回配布されるのは4万4686台で、生活館内の各生活室に1台ずつが割り当てられる。配布される機種は、電話とメールの受信ができるが、電話をかけることはできない。また、保安上の理由から、位置追跡システム(GPS)、カメラ、録音機能も除かれている。

これまで軍に服務中の兵士が家族や友人と通話する場合、部隊内の公衆電話を使うか、国防マートで携帯電話を借りるしかなかったが、携帯電話が配布されれば、受信のみとはいえ格段に便利になりそうだ。しかしこの報道に、韓国のネットユーザーのコメントは否定的なものが多い。

「先輩風を吹かせて、兵長が携帯を独占するに決まってる」
「無駄な『机上行政』のせいで、また兵営の不条理が生まれそう」
「公衆電話を何台か増やして、列に並ばなくて済むようにすればいいだけ」
「国防部の人間が考えそうな、レベルの低い案だ」

「別れ話も簡単にできるようになる…私たち、別れましょ」
「これを考えた人は軍生活をしたことがあるのかな?どこからこんな考えが出るのやら」
「そのうち軍隊労働組合までできそうだ」
「いったいどこに行き着くんだろう?」

「息子2人を軍隊にやっている親としてはありがたい限り」
「その電話で、ママ、今日ね…とか言うのはちょっと情けない」
「電話がかかってくる兵と、誰からもかかってこない兵と、これも仲間外れの原因になるような気がする」(翻訳・編集/吉金)