チョコ焼きそば、チョコポテト... とにかくチョコをかけておけってわけじゃないけど... 話題の「チョコがけ」メニュー食べてみた

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東京バーゲンマニアでも最近毎日のように出ている話題が「バレンタイン」。あげるにせよもらうにせよ、気になるイベントであることは間違いありません。

ところが、"普段はチョコとは関わりがない"はずの商品も、今年はバレンタインに参戦してきたとのこと。その正体は......「マックポテト」と「一平ちゃん」。編集部全体が戦々恐々とするなか、食べてみました。

この味は...なぜか昔懐かしい?

マクドナルドの新メニューは、マックフライポテトにチョコソースをかける「マックチョコポテト」(単品330円)です。ある日突然編集部にマクドナルドさんから配達が届き、確認したところ中には商品の箱とチョコソース、ポテト引き換え券が...。(ん?これは謎解きゲームか?)

さっそくポテトを引き替えてもらい、箱の中にあけて、上からチョコソースをたら〜り。チョコはホワイトとブラウンの2色展開でオシャレな見た目、なのですが、あれ、結構たっぷりかけたつもりなのにチョコがだいぶ余るぞ? とりあえずストップして食べてみます。

たっぷりチョコがかかった状態で食べてみると、ポテトと塩、そしてチョコが意外とケンカせず、口の中には独特のあまじょっぱさが広がります。食べたことないはずなのに、どことなく「懐かしさ」を感じるような不思議な味わい。なぜだか手が止まりません。

他の人にも食べてもらったところ、一言「屋台っぽい味」。それだ! なんか祭りの屋台とかでぶらぶらしながら食べるフードにこういうのありそう! ただ手が汚れる可能性大なので、テイクアウトして箸で食べることをオススメします。いや、ポテトはあったかい方がいいからやっぱりイートイン? 難しいところです。

ちなみにチョコを余らせたのは、今回引き換え券はSサイズポテトだったのに対し、実際の商品はMサイズだからのよう。また、上のチョコがたっぷりかかったポテトを食べたら、後から「追いチョコ」することで、最初から最後までバランスよく食べられます。

まさかふりかけまで...「チョコ焼きそば」

続いて、明星は「一平ちゃん 夜店の焼そば チョコソース」(180円)を新発売。焼そば×チョコって合う気がしない! 震えつつもとりあえず通常の一平ちゃんをつくろうと、ウスターソースと麺を混ぜ、ふりかけをかけ......たところで気が付いたんですが、これふりかけもチョコだ! 細かいチョコクランチのようなもので、一気に強まるチョコとシナモンの香り。すごい。

仕方がないのでそのままチョコソースも投入。さっきまで香っていたウスターソースはどこへやら、チョコとシナモンが場を支配しています。思った以上のチョコ威力に完全に恐れをなし、これ食べきれるかな......と不安になりながら口に運びます。

すると......一口目は「甘い! チョコだ!」という感じなのですが、かみしめるにつれウスターソースが主張しいつも通りの味に。味がバラバラにやってくるんです。おや? 今回あまりかきまぜなかったからかもしれませんが、それにしても甘さは弱め。

チョコソース自体も量は少なめで、チョコがかかった上半分を食べた後は、たまにチョコふりかけがシャクシャク音を立て主張するぐらいで、いつも通りの一平ちゃん(ただし具・野菜なし)を食べることになりました。

結論としては「ウスターソースとチョコはまったく合わないけど、味が別々に来るので食べられないこともない」といったところ。がっつりかきまぜ、チョコの甘みを全体に行きわたらせて食べた猛者のご報告もお待ちしております。

チョコ好きも一瞬ためらいそうな「チョコがけ」メニュー、1年に1回きりのチャンスと思って試してみませんか?