[1.30 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選決勝 U-23韓国 2-3 U-23日本 アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム]

 チームがリオ五輪出場権を獲得し、アジアチャンピオンになった。だが、自身のパフォーマンスを含めると、U-23日本代表DF亀川諒史(福岡)は今予選を「うれしさ半分で悔しさも持っている感じです」と振り返った。

 グループリーグ第2戦で今予選初先発を飾った亀川だが、ファーストプレーでミスをすると、なかなか試合の流れに乗り切れずに後半9分にはPA内でファウルを犯してPKを献上するなど、「何もしなかった90分。どん底を味わった気分」だった。しかし、準々決勝イラン戦で再び先発出場の機会を与えられると、「恐れるものはないし、失うものはない」と覚悟を決めて試合に臨み、激しい上下動で120分間ピッチを駆け回って3-0の勝利に貢献した。

 だが、準決勝イラク戦、そして決勝の韓国戦で出場機会は訪れなかった。チームは優勝を収めたことで「本当に最高の結果で終われた」と笑顔を見せつつも、「個人としては試合にあまり出れなかったし、良いパフォーマンスも見せられなかったので、なかなか良い思いはできなかったと思っています」と悔しさも滲ませる。

「このメンバーにいたという肩書だけで満足してはいけないし、ここから這い上がっていくしかありません」

 新シーズンは「自分の力を試せる良い舞台」と語るJ1リーグでの戦いが待っている。「リオまでの半年間をしっかり頑張りたい」と所属クラブでアピールを続け、再びこの代表に戻ってくると誓う。

(取材・文 折戸岳彦)


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