大会前にコンディションを崩し不安視されたが、キャプテンとして堂々たるプレーを見せた遠藤。攻守両面での奮闘で、チームを支えた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大 (全2枚)

 韓国の猛攻を受けても、冷静さを失わなかった遠藤航。力強いプレーでチームを牽引し続けたキャプテンのコメントをお届けする。
 
―――◆―――◆―――◆―――

【リオ五輪予選PHOTOダイジェスト】ドラマチックな逆転劇でアジア王者に!日本 3-2 韓国
 
遠藤 航(浦和/MF)
 
――見事に優勝しましたが、率直な感想は?
 
(この結果は)間違いなく自信につながったし、勝てない世代と言われてきただけに、その悔しさをバネに優勝できたのは嬉しいです。ただ、内容的に課題が見えた大会だったので、これで満足せず、これから先どう変われるかが大事だと思っています。
 
――ビルドアップに苦しんでいた印象を受けましたが?
 
 パスを受けるポジションは悪くなかったんですが、中盤にボールが入った後、スムーズにパスがつながらない場面が多かった。味方との距離感だったり、自分のところからワンタッチでFWに入れるようなパスをもうちょっと増やせば良かったんですが、その判断が良くなかった気がします。
 
――ビハインドを背負っても、チームに「まだいける」という雰囲気はありましたか?
 
 先制されても、皆で「まだ大丈夫」っていう話はしていました。後半序盤に失点したのは予定外でしたけど、諦めずに最後まで戦えたかなとは思います。
 
――浅野選手が入ったことで、戦い方が明確になったのでは?
 
(浅野)拓磨のスピードを活かすっていうのは皆意識していたと思うし、決勝で決めてくれるだろうとも思っていました。拓磨もそうですけど、今大会では途中出場の選手が結果を残す試合が多かった。皆がしっかり準備していたからこそ、得られた結果だと思っています
 
――逆転勝利の要因はなんだと思いますか?
 
 焦らず戦えたからだと思います。韓国に2点取られて雰囲気が悪くなりかけていましたけど、みんな下を向かずに、後ろは失点しないこと、前はチャンスが絶対来ると信じて戦えていたはず。個人的にも2点取られたとはいえ、落ち着いていました。1点取れば流れは変わるだろうという感じで。
 
――今大会で苦しい戦いを経験していたことも大きかったのでは?
 
 気持ちの部分では多少影響はあったと思います。こういう展開も想定していたんですが、まさか決勝でそうなるとは思いませんでした。やっぱり、1点取った後、すぐに2点目を取れたのは大きかったですね。ここが勝負どころだと皆思っていたはず。まさに、監督が言ってきたゲームを読む力が試された展開でした。