10年ぶりの新店舗!スイーツとショコラの専門店「銀座千疋屋 築地店」がオープン

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スイーツ好きはもちろん、バレンタイン用にとっておきのチョコレートを探している人は、「銀座千疋屋」が、2016年1月15日(金)にオープンした、スイーツとショコラの専門店「銀座千疋屋 築地店」に注目して。

1894 年(明治27年)に、高級果物店「千疋屋総本店」からのれん分けを受けて創業した同店が、新店舗をオープンするのは約10年ぶりなのだとか。そんな新店舗のことを広報担当の柴田さんに聞いてきた。

「3年後には創業125周年を迎えることもあり、長年ご支持くださっているお客さまに加え、若い世代のお客さまにも手軽に果物のおいしさを感じていただけるよう、スイーツを提供する専門店をオープンすることになりました」(同)

木目調を中心にしたナチュラル感あふれる店内は、ケーキやゼリーなどがショーケースに並ぶ「スイーツコーナー」、ガラス張りの「ショコラルーム」と「キッチンルーム」の3つのエリアに分かれていて、ショコラティエやパティシェによる製造風景も見ることができるそう。
ショートケーキやババロアなど約10種類のスイーツで使用される果物はすべて、専任のバイヤーが旬のものを仕入れ、それぞれのスイーツに適した食べごろを見極めているとか。こちらに並ぶスイーツの約8割が築地店オリジナル商品で、今の時期におすすめなのは、さくさくのタルト生地と合わせた「いちごタルト」(972円・写真右)。

「ジューシーで甘酸っぱい『女峰』の味わいを引き立てるために、いずれも生クリームは甘さ控えめに仕上げています。旬のイチゴのおいしさを心ゆくまで堪能ください」(同)

ほかにも、本場イタリア仕込みのティラミスをパティシエが再現したという、濃厚なコクと季節のフルーツの酸味が絶妙な「ティラミス」(648円)や、今はいちごを使用した「季節のショートケーキ」(1080円)など、オリジナルのスイーツはおすすめ。同じショートケーキでも、銀座本店とはまた違った定番の味わいが楽しめるのも興味深い。


一方、ショコラはフルーツを使ったボンボンショコラ全11種類(各324円)が揃う。“ショコラ×フルーツ”のバリエーションの豊富さから、フランスでもっとも権威があるショコラ愛好会「クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ」の品評会で最高位の“ゴールドタブレット”を受賞した実績を持つ。

「2015年10月に開催された世界最大のチョコレートの展示会『サロン・デュ・ショコラ2015 パリ』にも出展し、高評価を得たラインナップです。これまでウェブストアなどで販売していたのですが、全種類を初めて店舗で販売します」(同)


特に注目は、干し柿と赤ワインのパートドゥフリュイ(ゼリー)をチョコレートで閉じ込めた「干し柿」(324円)。柿の上品な甘みと赤ワインの渋みが深い味わいを醸し出すパートドゥフリュイと、ミルクチョコレートの相性が絶妙。そして、「柚子ヘーゼル」(324円)は、香りがさわやかな柚子と、ヘーゼルナッツのプラリネをミルクチョコレートと合わせた2層ガナッシュ。いずれもショコラティエが想像した味を最も忠実に再現した、自信を持っておすすめする一品なのだとか。

チョコレートは、単品以外にも、11種類の中から自由に選べる詰め合わせセット(2個入990円、6個入2700円、9個入3780円)も用意されている。

バレンタイン用の限定商品も予定をしていて、ラインナップは2月3日(水)ごろに公式ホームページで発表するそう。気になる人はチェックして。