中国メディアは、中韓の研究機関が発表した14ー15年の国家競争力調査で、韓国は中国や日本より上位にランクされたと報道。これに日中のネットユーザーからは、さまざまな声が集まった。写真はソウルのワールド・トレード・センター。

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2016年1月30日、韓国は中国や日本より上位―。中国メディア・環球網はこのほど、中韓の研究機関が発表した14ー15年の国家競争力調査報告を伝えた。これに中国のネットユーザーは「謙虚さが人を進歩させる」などと反応。日本のネットユーザーも調査報告を冷ややかな目で見ている。

韓国・聯合ニュースによると、この調査報告は韓国の産業政策研究院と国際競争力研究院や中国の北京大学国家競争力研究院など4機関が共同で発表した。コスト戦略と差別化戦略という二つの主要な競争戦略のシミュレーション評価に基づきランク付け。上位4カ国はシンガポール、スイス、デンマーク、カナダの順だった。韓国は世界62カ国・地域中の15位で、中国(18位)や日本(19位)より上位となった。

調査報告は01年から毎年発表されており、日中韓3カ国では、05年以降は日本が最上位だった。10ー11年に韓国が初めて日本を上回り、11ー12年には中国も日本を追い抜いた。しかし、韓国が11年から順位が下降に転じた一方で、日本は上昇傾向にあるという。

調査に参加したソウル大学の文輝昌教授は「韓国は今後、3カ国で最下位となる可能性が極めて大きい。クリエイティブ能力や差別化、競争力を高めることが喫緊の課題だ」と指摘している。

この報道について、中国のネットユーザーは「謙虚さが人を進歩させるということを心に刻んでおけ」「韓国は中国より前にいないと気が済まないようだな」「韓国の競争力の大部分は対中貿易黒字によるもの。中国と離れれば、韓国には自慢できる資本などない」などとコメント。

日本のネットユーザーは「すごいじゃないか 」「おめでとう。スワップなんか必要ないじゃん」「日本から産業スパイして得た技術をダンピングしている国が何いってんだ」「シンガポール、スイス、デンマーク、カナダ 。この辺の国が上位の理由が分からん」「セウォル号をちゃんと引き揚げてからものを言おうか? まだ沈んだままなんだよね」などの書き込みを寄せている。(編集/大隅)