30日、華商報によると、陝西省西安市のマンションでエレベーター事故が起き、乗っていた母子が死亡した。

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2016年1月30日、華商報によると、陝西省西安市のマンションでエレベーター事故が起き、乗っていた母子が死亡した。

29日午後6時ごろ、マンションの31階に住む周(ジョウ)さんは、26歳の妻と5カ月の娘を連れて夕食を食べに行くため家を出た。しかし、周さんは忘れ物に気付き、妻に先に降りているよう伝えて家に戻った。周さんが忘れ物を取って階下に降りたが、妻の姿はなく、携帯電話もつながらなかった。その後、マンションの住人から「5階のエレベーターで大きな音がした」と聞き、不動産会社に連絡。5階と6階の間で止まっていたエレベーターの中から2人の遺体が見つかった。詳しい事故原因は現在、調査中だという。周さんによると、このマンションのエレベーターは、突然停止するなどの故障が頻繁に起きていたという。

中国では昨年、エスカレーターやエレベーターの事故が相次いだ。7月には湖北省のショッピングセンターで子どもを連れた女性がエスカレーターに挟まり死亡したほか、浙江省や河南省でもエレベーターの死亡事故が起きた。広西チワン族自治区のデパートでは1歳児がエスカレーターに巻き込まれ重傷を負い、上海のショッピングモールのエスカレーターでは男性が左足を切断する大けがを負った。四川省のビルでエレベーターが天井を突き破った後に落下するという事故があった。

中国の品質検査部門である国家質量監督検験検疫総局によると、2014年にはエレベーターの事故で37人が亡くなっている。また、2015年6月時点の調査では、全国にあるエレベーター・エスカレーター236万9000基のうち、11万1000基に問題が見つかっており、政府が検査を進めるよう地方政府に求めていた。(翻訳・編集/北田)