29日、韓国・国民日報によると、韓国の朴槿恵大統領の支持率が世代によって大きく異なっている。写真は韓国大統領府。

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2016年1月29日、韓国・国民日報によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率が世代によって大きく異なっている。

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世論調査会社ギャラップが1月24〜28日に行った調査によると、朴大統領の支持率は39%となった。不支持は49%で、「どちらとも言えない」が5%だった。だが、ここで面白い傾向がある。世代別の支持率を見ると、20代が14%、30代が18%、40代が31%、50代が54%、60代以上が73%と、世代が上がるにつれて高くなっているのだ。特に、20代と60代以上では60%近くも差がある。これはこれまでにも見られた傾向だ。

韓国の若者の間では、住みにくい自国を皮肉った「ヘル朝鮮」という言葉が流行している。受験や就職などでし烈な競争にさらされ、他人より少しでも有利になろうと整形する人もいる。朴政権の経済政策である「創造経済」にも効果は見られず、15年の若年失業率は過去最高を記録した。全体では減少した自殺率も、20〜30代では逆に増加している。韓国の若者世代には、こうした不満がうっ積しているとみられる。

韓国のネット上でしばしば政権に批判的な声があがるのも、若年のユーザーが比較的多いからだろう。ギャラップの調査では、支持の理由に「外交・国際関係」(14%)、「世論に振り回されない」(11%)などが挙げられた一方、不支持の理由では、「意思疎通の不足」(15%)、「公約の実践不足」(14%)と共に「経済政策」(10%)が挙がっている。(翻訳・編集/北田)