中国では急病にもかかわらず、持ち合わせのお金がなかったために適切な治療を受けられず、患者が死亡してしまうという報道を時折目にすることがある。日本と異なり、中国は救急車も有料であるため、救急車の利用をめぐってもお金の持ち合わせの有無が問題になるケースがある。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では急病にもかかわらず、持ち合わせのお金がなかったために適切な治療を受けられず、患者が死亡してしまうという報道を時折目にすることがある。日本と異なり、中国は救急車も有料であるため、救急車の利用をめぐってもお金の持ち合わせの有無が問題になるケースがある。

 中国メディアの新華社はこのほど、日本では医療保険や健康保険に未加入だったり、持ち合わせのお金がなかったりして治療を拒否され、患者が死亡したなどという報道は目にしたことがないと伝え、医療をめぐる日本と中国の違いを紹介している。

 記事は、日本に滞在していたというある中国人の事例を紹介。同中国人が事故で大けがを負った際、その中国人は日本滞在に必要となるビザが切れており、不法滞在となっていたことを紹介。当然、保険にも未加入だったため、手術など治療に必要な手続きができない状況だったと伝えた。

 それでも日本人の友人に助けを借りながら、さまざまなトラブルや手続きはあっただろうが、不法滞在であっても「病院側はすべきことをしてくれた」と伝え、同中国人は命をとりとめ、無事に中国に帰国したことを紹介した。

 続けて、日本は社会保障制度が完備されており、救急車も無料であるうえ、迅速に駆けつけてくれることを伝え、さまざまな問題は抱えているとしながらも、「他国に比べれば、やはり社会保障制度は完備されている国」だと評価した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)