小林伸太郎、創意工夫で開幕戦で上位に!(撮影:ALBA)

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<SMBCシンガポールオープン 2日目◇29日◇セントーサGCセラポンC(7,398ヤード・パー71)
 日本ゴルフツアー機構とアジアンツアーとの共同主管競技「SMBCシンガポールオープン」2日目で24ホール回っても「体力は大丈夫です。ゴルフが好きなので苦にならない」と余裕の表情を見せた小林伸太郎。初日の荒天サスペデッドにより6ホール残したが、第1ラウンド終了時点では5アンダー・首位タイに。そして第2ラウンドを回りきってもトータル7アンダー・2位タイ、2日目も順延となったが予選通過を確実なものとした。
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 「去年の結果は“第2シード1番手”。最後の最後で額賀さんとA・キュー(フィリピン)に抜かれたのが本当に悔しかった」と、昨季第1シード獲得目前でかわされた悔しさを今季のモチベーションにしている小林。「カシオワールドオープン」後のオフ期間には柔軟性のトレーニングやパッティングの改善など飛躍のために様々な課題に取り組んだ。
 改善のために自らクラブ調整をするというセッティングもそのひとつで、「今はユーティリティに重きを置いています。ほかのクラブは合格点が出ているのですが、230ヤードのPAR3でいかにパーを獲れるが課題なので、しっくりくるものを探し求めていますね」とコース戦略の幅を広げるための“最後のピース探し”に勤しんでいる。
 メーカーとクラブ契約は結ばず、中古クラブショップ「ゴルフパートナー」と契約する中古クラブマニアの小林。「ゴルフパートナー」でヘッドを調達し、自らフィッティングを行うが、「自分のスイングの傾向ではユーティリティは“吹きやすい”のでアイアン型UTを薦められるけどミスが多くてウッド型ユーティリティのほうが簡単」という分析から、今大会には6本のウッド型ユーティリティを持参した。
 この日は本間ゴルフ『TW717 19度』を使用したが「同じヘッドでスチールシャフトとカーボンシャフトを自分でリシャフトして、それでも自分の思い通りにはなっていません」といい、構えたときの“顔の違和感”を消すためにホーゼルを削るなど苦心を続けている。
 「『X2HOT UT』もいいかなと思っていて、それもスチールとカーボンを入れて試しています」と今年もフィッター兼業プロの姿勢を貫く小林。今大会で結果を残し、最後のピースがはまればオフの課題がひとつ解消できることとなるに違いない。
<ゴルフ情報ALBA.Net>