27日、韓国を訪れる中国人観光客は頭打ちとなっており、韓国の観光関連産業にとって打撃となっている。写真は韓国・釜山。

写真拡大

2016年1月27日、韓国・聯合ニュースによると、中国では海外旅行をする人が増加の一途をたどっているが、日本がその心をつかむことに成功し、訪日中国人観光客数が過去最多を記録した。一方で、韓国を訪れる中国人観光客は頭打ちとなっており、韓国の観光関連産業にとって打撃となっている。環球時報(電子版)が伝えた。

【その他の写真】

日本を訪れた中国人観光客は2010年の141万3000人から2015年には499万4000人に増え、増加幅は254.4%に上った。一方、同期間に韓国を訪れた中国人観光客も187万5000人から598万4000人に増え、増加幅も219.2%だったが、年平均の増加ペースは日本の50.7%に比べると43.8%と劣り、2015年には前年同期比2.3%の減少に転じた。

韓国を訪れる中国人観光客が減少した原因として、中東呼吸器症候群(MERS)の流行が指摘されている。2015年1〜5月には毎月50〜60万人の中国人観光客が韓国を訪れていたが、MERSの流行が深刻となった6月は32万人、7月は26万人と激減した。

日本を訪れる中国人観光客が大幅に増加した背景には、日本政府が中国人を対象とした観光刺激策を続けていることや円安で訪れやすくなったことがある。また、2020年の東京五輪開催に向けて外国人観光客がさらに日本を訪れやすくする新たな施策をスタートさせたことも影響している。(翻訳・編集/岡田)