中国超級リーグ、冬の移籍金でプレミアを抜き世界一に!2部でも世界4位

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中国1部超級リーグに、今世界が注目している。

莫大な資金力を武器に各国からスター選手大量補強し、フレディ・グアリンやラミレス、ジェルヴィーニョといった各国代表クラスの選手もこの冬ヨーロッパから移籍を果たした。また、各クラブともルイス・フェリピ・スコラーリやグレゴリオ・マンサーノといった名将を監督に招いている。

29日には、カメルーン代表MFステファヌ・エンビアも自身のTwitter上で河北華夏に移籍することを発表した。

そんな「中国バブル」を裏付けるデータがあった。

『transfermarkt』によれば、この冬中国超級リーグの各クラブが補強に費やした金額は、ついにプレミアリーグを抜き世界最高額となったようだ。

2015-16冬、リーグ別の移籍金ランキング

こちらは、各国リーグがこの冬に費やした金額を示すグラフである。

左から順に順位、リーグ名、総支出(補強に費やした移籍金の総額)、総所得額、差額となっている。

こちらは日本時間29日(金)午後3時現在の状態。このグラフはリアルタイムに動くため今後の動向によっては順位が逆転する可能性もあるのだが、現時点で中国超級リーグが補強に費やした額は1億883万ポンド(およそ187億8550万円)。

一方、プレミアリーグは1億445万ポンド(およそ181億1287万円)となっており、ついに中国超級リーグが補強額で世界一となったのだ。

ちなみに中国超級リーグは全16チームであり、プレミアリーグは全20チーム。4チーム少ないながらも、補強額であのプレミアを上回ってしまったというから凄い。

また、注目すべくは4位である。なんと、中国2部甲級リーグがランクインしているのだ!3332万ポンドという移籍金(およそ57億8900万円)は、ブンデスリーガやリーガ・エスパニョーラさえ凌ぐ額だ。

ちなみに、この冬ここまでに決定した移籍を高額な方から並べてみると…

2015-16冬、移籍金ランキング

なんと中国クラブの補強がトップ3を独占!

それぞれ、ラミレス(チェルシーから江蘇蘇寧)が1960万ポンド(およそ33億9900万円)、エウケソン(広州恒大から上海上港)が1295万ポンド(およそ22億4500万円)、ジェルビーニョ(ローマから河北華夏)が1260万ポンド(およそ21億8600万円)となっている。

恐るべし、中国…。