柯文哲・台北市長

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(横浜 29日 中央社)訪日中の柯文哲・台北市長は28日、横浜市を訪問し、同市役所で林文子市長と面会したほか、横浜赤レンガ倉庫やBankART Studio NYKなどの文化施設を見学した。両市は2006年にパートナー都市協定を締結しているが、柯市長の訪問は2014年末の就任後初めて。柯市長は、歴史と現代化を調和させている横浜市の街づくりを称賛し、台北市は見習う必要があると述べた。

市役所で行われた両市の消防に関する協力覚書の調印にも立ち会った。また、横浜市会も訪問。梶村充議長や加藤広人副議長と面会した。市会の中を移動する際には、市会関係者がずらりと並び、拍手で柯市長を歓迎。盛大な出迎えに、柯市長は驚いたという。

横浜赤レンガ倉庫などの見学を通じ、歴史的建築物や未利用空間の有効活用に関して理解を深めた柯市長。日本統治時代建設のタバコ工場を再利用した文化施設「松山文創園区」にとって参考になるか取材陣から尋ねられると、どのように運営していくか、日本や韓国などの別の都市のやり方も参考にしたいと語った。

原鉄道模型博物館で開催中の「台湾の鉄道展」にも足を運んだ。最も興味を示していたのは、1968年の阿里山森林鉄路を記録した約60分間におよぶ映像。台湾に戻った際に見られるよう、博物館にディスクを1枚焼いてくれないか頼みたいと話した。

(楊明珠/編集:名切千絵)