環球網など中国メディアは28日、米太平洋軍の米太平洋軍のハリー・ハリス司令官がワシントン市内での講演で現地時間27日、「中国に攻撃されれば、我々は尖閣を明確に守る」と述べたと伝えた。(写真は環球時報による微博への28日の投稿画面キャプチャー)

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 環球網など中国メディアは28日、米太平洋軍の米太平洋軍のハリー・ハリス司令官がワシントン市内での講演で現地時間27日、「中国に攻撃されれば、我々は尖閣を明確に守る」と述べたと伝えた。

 環球時報は日本時間28日午前11時半に、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で自らが保有するアカウントで同記事の要約を発表。環球時報が運営するネットメディアの環球網は日本時間28日午後2時すぎに、比較的長い記事を掲載した。

 環球網は、「釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)問題は中国にとって核心的利益」、「米国や日本が何を言おうと、小細工をしようと、中国側が釣魚島に絶対的な主権を持つ事実を変えることはできない。中国政府と軍の、国家の主権と領土の完全性を維持仕様という決心と意思を動揺させることはできない」と、中国のこれまで通りの主張を展開した。

 環球時報のツイッターでの投稿には、日本時間午後3時50分までに約780件のコメントが寄せられた。同時点までに「いいね」が最も多い2つは「米国のお父さんがまた、自分の息子の日本をだましてカネを取るんだよ」、「米国の考えは簡単。パパはお金がなくなったんだ。日本よ、早くおくれよ」だ。

 興味深いのは、「いいね」の件数が3番目と4番目であるコメントが「自分の家の島をなんで攻撃しなければならないのだ」、「(河北省)唐山を中国軍が攻撃するか? (江蘇省)蘇州が中国軍に攻撃されるか? 自国の軍隊が自国を攻撃するか?」だ。
 さらに、「中国は外国人の侵入から、釣魚島を保護するだけだよ」とのコメントも、「いいね」を多く集めている。

 中国では尖閣諸島についてこのところ、自国の公船派遣の常態化を理由に「すでに日本と中国の双方が管理するようになった」と、日本の実効支配を認めない言い方が増えた。中国当局の意図は不明だが、尖閣諸島について「不完全ではあるが、中国が支配している」と認識する中国人が増加していることが感じられる。(編集担当:如月隼人)(写真は環球時報による微博への28日の投稿画面キャプチャー)