<ファーマーズ・インシュランス・オープン 初日◇28日◇トリーパインズGC>
 松山英樹の2016年初戦は6バーディ・2ボギーの“68”で幕を開けた。一時は首位に並んだラウンドは終わってみれば2打差の8位タイ。「良い物も出せたし、悪い物もたくさん出て、今後につながるラウンドだったかなと思う」とまずは久々の実戦に及第点を与えた。
石川遼はまさかの4ダボで出遅れ…
 この日のフェアウェイキープ率は28.57%。「フェアウェイに行ったのが4回だけ。ショットは何をしても上手くいかなかった」と語りながら、高いパーオン率(66.67%)につなげていくアイアンショットの精度は言うまでもないが、2016バージョンの変化を見せたのがパッティングだった。
 「3パットを2回したけど、今までにない感じで良い。色々試せる部分は試せたし、ほとんどミスなくやれたので大きかった」。高い安定感を誇った昨シーズンだが好成績の並ぶスタッツの中で唯一改善ポイントと言えたのがパッティングだった。スコアに対する貢献度は全体の86位(.077)にとどまり、高いショット力を活かしきれていないといった印象もあった。
 だがこの日は力強いストロークでしっかりとカップに沈め続けた。「ラフにたくさん入って、微妙なパーパットをたくさん残したけど、それを決め切れたのが良かった。良いフィーリングで打てているので、それを崩さないようにやっていきたい」。スコア以上に手応えは大きいと言えそうだ。
 明日からは決勝ラウンドでも使用するサウスコースに舞台を移す。7,052ヤードのノースコースから600ヤード以上(7,698ヤード)も距離が長くなるだけにパッティングの調子を維持したまま、ショットの復調も求められる。「明日はフェアウェイに行くようにどうにかしたい」。手応えと課題を胸に練習場へ足を向けた。
【初日の順位】
1位T:スコット・ブラウン(-6)
1位T:アンドリュー・ロープ(-6)
3位T:ビリー・ホーシェル(-5)
3位T:パットン・キザー(-5)
3位T:トム・ホージ(-5)
3位T:ロブ・オッペンハイム(-5)
3位T:ハロルド・バーナーIII(-5)
8位T:松山英樹(-4)他
15位T:岩田寛(-3)他
152位T:石川遼(+7)他
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