25日、中国のインターネット上に、中国人の日本旅行に対する不安に答える記事が掲載された。写真は銀座。

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2016年1月25日、中国のインターネット上に、中国人の日本旅行に対する不安に答える記事が掲載された。

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日本政府観光局が先日発表した2015年の訪日外国人観光客数(推計値)は前年比47.1%増の1973万7400人で、3年連続で過去最多を更新した。国別では中国人が最多で、前年比2倍以上となる499万3800人を記録した。ビザ発給要件の緩和などでますます多くの中国人が日本を訪れる中、記事では中国人が日本旅行で抱く不安について紹介している。

まず、言葉の問題だ。記事は、日本語の中に漢字が多く含まれていることを挙げ、「十中八九意味は推測できる」としている。また、観光地やデパートでは中国語の表記や中国語が話せるスタッフも増えていることや、道に迷った時には日本人が非常に親切に道案内してくれることを紹介している。

次に、支払いの問題。中国で広く使われているクレジットカードに「銀聯カード」があるが、最近では日本でも使用できる店が拡大している。また、中国の電子商取引最大手・アリババ集団のスマホ決済システム「支付宝(アリペイ)」を導入する動きも広がっている。

3つ目がぼったくり被害に遭う心配だ。中国国内の旅行では、ガイドや旅行会社と提携した店に連れて行かれ、高い値段で商品を買わされるという事例が相次いでいる。記事は「日本に対する印象の悪さから(ぼったくりを)心配する人もいるだろうが、日本の店では値段は明確に表示されている。日本人は商売において信用を大事にするので、リスクを冒してまでぼったくりはしない」と否定している。

4つ目は無料のWi−Fiの問題。日本では過去に、外国人観光客から無料Wi−Fiの普及の遅さが指摘された時期もあったが、現在ではだいぶ普及してきているため、「ネットにアクセスできない心配はない」としている。

そして最後がホテル予約の問題。最近ではツアー旅行ではなく、個人旅行で日本を訪れる中国人も増加しているため、そうした人たちは自分でホテルの手配をしなければならない。記事は「国内には日本のホテルを予約できるアプリがある」とし、直接連絡を取る場合でも「簡単な英語さえ話せれば、意思疎通は可能」と決して難しくないことを強調している。

記事は最後に、「日本に対して偏見を抱いている人も多いが、実際に日本を訪れるとその印象は変わるかもしれない」としている。中国のネットでは、「日本に行った人はみんな日本を好きになる」と言われているほど日本旅行への評価は高い。これからも、そう言われ続けるような魅力ある国であってほしいものだ。(翻訳・編集/北田)