28日、中国有数の工場密集地・広東省東莞市で企業の倒産ラッシュがささやかれる中、同市の袁宝成市長は「美女の顔の“あばた”」という言葉を使ってこれに反論した。写真は中国の工場。

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2016年1月28日、中国有数の工場密集地・広東省東莞市で企業の倒産ラッシュがささやかれる中、同市の袁宝成(ユエン・バオチョン)市長は「美女の顔の“あばた”」という言葉を使ってこれに反論した。中国新聞網が伝えた。

袁市長は、人件費の上昇や労使紛争などで従来の強みが薄れたことが「倒産ラッシュ」説につながったと分析し、「このような指摘は美女の顔にある“あばた”を拡大するようなもの。ここだけに視線を注ぐのではなく、全体を見ることが必要だ」と語った。その上で昨年の同市の貿易総額は1兆元(約18兆円)を突破し、前年比4.2%の成長を遂げたと説明、貿易規模が大きい上位5都市の中でトップの成長率とも強調した。

さらに、「香港系企業の輸出は確かに縮小している」と認める一方、携帯電話機メーカーを中心とする大企業が市の輸出を拡大させたと評価。「中国全体、世界全体の経済状況が特別好調とは言えない中、工業各社は巨大な圧力に直面している」と述べ、政府としてこの問題を重視していくとの考えを示した。(翻訳・編集/野谷)