冷え性さんには冬の寒さはこたえるもの。冷え性は、血行が悪く、体の末端まで十分な血液が行き渡らないことが原因です。冷え性対策には、血管を開いて血液の循環を促す作用がある“生姜”がいいといわれます。そこで、冬の冷え性を改善する裏ワザ!生姜を乾燥させたジンジャーを入れたカレーがおススメです。

ジンジャー入りのカレーってどんな味がする?

生の生姜を乾燥させたジンジャーは、私たちには馴染みが薄いかもしれません。生姜は熱帯アジアやインドが原産で、ヨーロッパではあまり生育しないため、西欧の国々では、乾燥させたジンジャーがスパイスのひとつとして古くから用いられているのです。市販のカレールーにもジンジャーは入っています。カレーを食べると辛いだけじゃなく体がぽかぽかしますが、これがジンジャーの作用なのです。ジンジャーは生の生姜より、辛み成分は少なくなりますが、カレーにコクや旨味を出します。もちろん生の生姜を擦りおろして入れても構いません。生姜の辛みは消えて、ほんわかした甘みのある味になります。

ジンジャー入りのカレーの効果はこんなにいっぱい!

ジンジャー入りのカレーを食べれば、体がぽかぽかと温まります。でも、ジンジャーの力はそれだけではありません。

□ジンジャーには肉の臭みを消す働きがある

ジンジャーには、肉や魚の臭みを消す働きがあります。カツオのたたきなどは、たっぷりの生姜でいただきますが、これは生姜の殺菌作用と生臭さを消す働きを活かしたもの。カレーにもジンジャーを入れることで、豚肉や鶏肉、エビなどの生臭さを消すことができます。

□ジンジャーの発汗作用にも注目!

市販のカレールーにもいろいろなスパイスが使われています。それらのスパイスの中には、トウガラシやブラックペッパーのように発汗作用のあるものもいっぱいです。ジンジャーの発汗作用はさらに強いので、ジンジャー入りのカレーなら、食べるだけで体が温まり発汗作用を促すので、風邪の予防にもなります。

□ジンジャーは体の中から温める!

生姜には血行を良くして体温を上げる効果がありますが、これは生姜に含まれるシンゲオールという辛み成分によるものです。生姜を乾燥させると、ジンゲオールの一部はショウガオールという成分に変わります。ショウガオールの効果は、胃腸を刺激して体を内側から温めること。カレーにジンジャーを入れるだけで、指先などの末端だけでなく、胃腸などの内臓自体を温める効果が期待できるのです。


writer:岩田かほり