25日、財務省は貿易統計(日本から外国への輸出及び外国から日本への輸入について統計)を発表した。写真は日本円。

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2016年1月27日、国際商報によると、日本の財務省は25日に貿易統計(日本から外国への輸出及び外国から日本への輸入について統計)を発表した。それによると、2015年の輸出から輸入を差し引いた貿易収支は2兆8322億円の赤字となり、中でも対中貿易は6兆1911億円の赤字で、赤字額の過去最高を更新した。

日本は5年連続の貿易赤字だが、赤字額は2011年の東日本大震災以降で初めて減少に転じ、14年の5分の1にとどまった。日本側の分析によると、赤字減少の原因は原油価格が下落して輸入額が大幅に減少したことにある。

データをみると、15年の輸入額は前年比8.7%減少して78兆4637億円になった。15年の日本円は前年比15%値下がりしたため、輸出額がふくらんだが、輸出数量指数は1.0%減少し、2年連続のマイナスとなった。国別にみると、対米輸出額は同11.5%増加して15兆2249億円となり、4年連続で増加した。対EU輸出額は同5.3%増の7兆9853億円。対中輸出額は同1.1%減の13兆2292億円で、3年ぶりの減少となった。対中貿易の赤字額は6兆1911億円で、過去最高の赤字額となった。

日本側の分析では、産業が世界的に低迷している鉄鋼製品や中国経済の減速の影響を大きく受けたアジアの電子部品の輸出量減少が、日本の輸出量減少の主な要因だ。高級車を中心とした自動車製品やペットボトルの原料となる有機化合物製品などの輸出額が減少したことも、日本の対中貿易の赤字額が記録を更新した一因だという。

財務省発表のデータをみると、15年12月の貿易収支は2カ月ぶりに1402億円の黒字となった。現在、世界市場における原油価格はさらに値下がりし、この影響で日本の12月の輸入額は同18%減の6兆1937億円になり、輸出額は同8%減の6兆3376億円になった。また中国経済減速の影響により、鉄鋼製品の輸出額が同26.8%減と大幅に減少した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)