東京ドームを視察する柯文哲・台北市長(左5)ら=台北市政府提供

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(台北 28日 中央社)訪日中の柯文哲・台北市長は27日午前、千葉県柏市の東京大学高齢社会総合研究機構を訪問し、高齢者支援の取り組みについて説明を受けた。午後には東京ドームを視察したほか、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長や自民党の古川俊治参院議員と面会。交流を深めた。

高齢化問題に関し柯市長は、日本が現在抱えている課題は、台湾が5〜10年後にぶつかる問題だと言及。日本の経験を参考にしたい考えを述べた。

東京ドームを台北ドームの参考にしたいと話していた柯市長。台北ドームは現在、市の命令により建設が中断されている。視察後の取材で、建設を請け負う遠雄グループの創業者、趙藤雄氏が市を批判したことに質問が及ぶと、柯市長は自身も問題を解決したいとする意思を示した上で、「安全上の問題は譲れない」と強調した。

その後、柯市長は森氏を訪問。東京五輪とユニバーシアード台北大会の準備について約40分間意見交換した。古川氏とは参議院議員会館で面会。古川氏は柯市長と同様、外科医から政治家に転身した背景を持つ。両氏は医師と政治家で求められることの違いについて話し合うなどした。

(楊明珠/編集:名切千絵)