1月27日、「魔法つかいプリキュア!」「映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!」合同会見が行われた。
「魔法つかいプリキュア!」は2月7日より放送が開始されるプリキュアシリーズ13作目。13歳の女の子・朝比奈みらいが、魔法界の女の子・リコと出会い、プリキュアに変身するお話だ。
そして「みんなで歌う♪奇跡の魔法!」は、プリキュア映画20作目! プリキュア44人が登場し、「プリキュアの涙」を手に入れようとする敵に狙われる物語。
合同会見のもようをレポートする。


まずはプロデューサー陣からのご挨拶。

「魔法つかいプリキュア!」植月幹夫プロデューサー(朝日放送)


今回のプリキュアはその名の通り「魔法」をモチーフにしています。番組を見る人が「こんなことが起こったらいいな」「こんなことができたらいいな」とワクワクできるような、魔法とファンタジーの世界を明るく楽しく描いていきたいと思います。
番組の中では、主人公の朝比奈みらい、こちらの世界に住む女の子と、もう1人の主人公の魔法界から来たリコという女の子が偶然出会うことによって、みらいが子どもの頃から持っているぬいぐるみのモフルンに命が宿り、2人が手をつなぐことにより伝説の魔法つかいプリキュアに変身します。リンクルストーンという不思議な力を持つ石を探して、いろいろな冒険をしたり、いろいろな困難に立ち向かう。
魔法でなんでも解決できるわけではなく、番組の中では「大切なのは人と人とがふれあって心を通じ合うこと」ということを描きたいと思っています。
番組の中では、生まれた環境も世界も性格も違う2人が偶然出会うことによって、お互いの長所も短所も含めて、お互いの性格を少しずつわかりあって、時にはぶつかりあって、2人の友情と絆を深め合いながら成長していくという物語を描いていきたいと思っています。
2人は手をつなぎ、心をつないで、最後には世界をつなぐんじゃないかと期待しています。プリキュアのシリーズがこれまで描いてきた、友情、愛、正義、夢といったテーマも、もちろん「つないで」いきながら、お子さんが安心して見られる、親御さんも楽しんでもらえる番組を作っていきたいと思っています!

「みんなで歌う♪奇跡の魔法」若林豪プロデューサー(東映アニメーション)


この作品は、アクション&ミュージカル映画です。
アクションは、プリキュアがもともと持っている「女の子のアクションもの」というテーマを重視して、近年の作品よりもアクション多めの内容になっています。
ミュージカルの要素は、今回この映画のために7曲歌を新しく作っています。この歌の内容は、歌の中で登場人物の心情が描かれ、物語が進行する、本格的なミュージカル楽曲になっています。ミュージカルプロデュース・作詞として、森雪之丞さんに参加していただいています。この2つの要素を楽しんでいただければ。
物語の主人公は、「魔法つかいプリキュア!」の2人です。この映画で初めて2人は他のプリキュアと出会います。そして他のプリキュアたちは新しい仲間を迎え入れる。この両者が友達になる物語になっています。魔法つかいプリキュアと、プリキュアオールスターズの出会いと交流に力を入れて描いていきたいと思います!
タイトルに「奇跡の魔法」とありますが、魔法は物語の登場人物だけではなくて、劇場にいらっしゃるみなさんの力があって完成する魔法なんです。(ミラクルステッキライトを取り出して)シリーズ初めてブルーの光を採用しています。この魔法の杖でプリキュアを応援して、そしてみんなで魔法を起こしてください!

2人で変身! キュアミラクルとキュアマジカル


続いて、ステージに歴代プリキュアの着ぐるみがやってくる。「魔法つかいプリキュア!」からは、高橋李依(キュアミラクル/朝比奈みらい役)と堀江由衣(キュアマジカル/リコ役)の2人、そしてキュアミラクルとキュアマジカルの着ぐるみが登場!
マスコミの前で初披露の名乗りだ!
「2人の奇跡! キュアミラクル!」
「2人の魔法! キュアマジカル!」
「魔法つかいプリキュア!」


今回の「魔法使いプリキュア!」は、単独ではなく、2人で手をつなぎながらの変身シーンが話題になっている。着ぐるみの名乗りも、ひとりひとりでやるのではなく、ふたりでひとつの名乗りだ!

高橋「プリキュアに決まったときは、『まさか!』でした。今の私にしか届けられないキュアミラクル、みらいを届けられたらいいなと。いっぱい詰め込んでいこう!と意気込んでいます」
堀江「プリキュアのような変身できる女の子は、子供のころからの憧れ。声優になったからにはいっかいくらい変身してみたいなという気持ちがあったので、リコ役に決まったときは本当に嬉しかったです!」

演じるキャラとの共通点を語る2人。
高橋「みらいちゃんは、とっても好奇心が旺盛で、好きなことに対してまっすぐ進んでいく女の子。好きなことに対してはなんでもがんばれちゃうというところは、私の子供のころと一緒かなと思います!」
堀江「リコちゃんは、魔法つかいの女の子だけど、実は魔法がニガテ。すごくそこに対してコンプレックスがある女の子なんですよね。人間それぞれコンプレックスがあったりもするので、私も共感しやすいですし、小さいお子さんにはコンプレックスの壁にぶつかったときに『リコちゃんはどうしてたかな』と思い出してほしいです」

魔法で登場、うるわしき新妻聖子


ここでもう1人のゲストが登壇。本作のテーマにちなんで「魔法」で登場させる。
出てきたパネル。プリキュアたちが「種も仕掛けもありません!」ということを見せてからの……


「キュアップ・ラパパ! うるわしきゲストよ、現れなさい!」
パネルの向こうから新妻聖子が登場! 新妻は映画「みんなで歌う♪奇跡の魔法」で、プリキュアの涙を狙う魔女・ソルシエール役を演じる。

新妻「4歳の姪っ子がいるんですが、プリキュアが大好きで。『私もプリキュアに出るんだよ』と言ったらすごく喜んでくれて。ニュースでゲスト声優が発表になったときもすごく反響をいただいて、大人気の作品なんだなと改めて実感して、すごく光栄です!」
映画のアフレコへの意気込みはどのようなものだろう。
新妻「本格的なミュージカルシーンを森雪之丞さんプロデュースで作るということで、私のミュージカルの経験を少し投影できるのかなと。アフレコはほとんど初心者に近いので、みなさんに手取り足取り教えていただきながら、ソルシエールを生き抜きたいと思います」
映画のゲスト声優は新妻だけではない。山本耕史もトラウーマ役で出演する。
新妻「2003年の初舞台『レ・ミゼラブル』で相手役だった山本さん。13年前は大先輩と後輩だったんですが、今回は山本さんは私の手下(役)ということで、思う存分魔女として従えたいです(笑)」


新プリキュアチーム、2人の相性は?


プリキュア2人も映画に対する思いを語る。
高橋「ミュージカル映画を作りたい!という作り手のみなさんの気持ちをしっかり受け取って、歌に乗せられたらいいなと思って挑みました。森雪之丞さんの曲は最初に聞いたときから鳥肌が立つくらい素敵で。世界観に入り浸りながら歌いました!」
堀江「とても壮大な曲。いちばん大事なのはリコちゃん、キュアマジカルの気持ちになって歌うことなのかなと思って。そこを意識しながら歌いました。でも途中からすっごく楽しくなっちゃって(笑)演じるように歌う独特の感じがすごく楽しかったです」
森雪之丞の詩についてこう続ける。
堀江「大変だと思うんですよ。プリキュアの世界観をすべていっかい自分の中に入れこんでそれを出すのは。でもそれが伝わってくる、キャラクターの気持ちが伝わってくる曲になっています!」

44人のプリキュアと出会う気持ちは……?
高橋「私、プリキュアを小学生のことにアニメで見ていたんですよ。アニメで見ていた先輩方の隣に、ミラクルとして立てるのがとっても嬉しくて。これから私も、『ミラクルを見てた!』という世代に言ってもらえるように、先輩たちと一緒にがんばりたいです!」
堀江「44人、本当に華やかで! 今からワクワクが止まらない感じですね。アフレコ現場に行ったら『本物だ!』と思うんだろうなって、楽しみでしょうがないです」
新プリキュアチームの2人の相性は? と聞かれて、照れくさそうに目線を交わす。
高橋「あ、相性……ど、どうですか、私との相性は……?」
堀江「逆に、どうですか……?」
高橋「以前から作品でご一緒させていただいたこともあったので、とっても心強い先輩です。私がミラクルとして座長ではあるけれど、おんぶしてもらっているというか、一緒に隣に立って引っ張ってくれているというか、とても支えてもらっています! ……先輩から見て、いかがですか?」
堀江「いやいや、(高橋は)すごくしっかりしていて安心してます。いつも元気だし一生懸命で前向きで。でもマジカルとしては、ミラクルを支えていこうと! 座長というか、ピンクというか、ミラクルに何があってもついていく、支えていくと心に決めてやっております!」
なお、今回のEDは、プリキュアシリーズ初のプリキュアが歌うED。歌でのチームワークと相性も楽しみだ。


放送中の「Go!プリンセスプリキュア」はとうとう今週末に最終回。そして2月7日には「魔法つかいプリキュア!」が始まる。さみしい気持ちと楽しみな気持ちで複雑だが、きっとキラキラな1年間が待っている!

(青柳美帆子)