25日、あるTwitterユーザーが、新聞の人生相談コーナーへの感想をツイートし、共感を呼んでいる。

このユーザーが取り上げたのは、読売新聞の「人生案内」というコーナーへの投書と回答のようだ。

女子大生は震災の際、祖母を背負って逃げようとしたが頑なに断られ、助けられなかったという。彼女はその後、遺体安置所の体育館で「魚市場の魚のように転がされ、人間としての尊厳などどこにもない姿」の祖母と再会したそうだ。

女子大生は「祖母を見殺しにし、自分だけ逃げてしまった」ことに対して自責の念にかられており、「毎日とても苦しくて涙が出ます。助けて下さい」と訴えている。

この相談には心療内科医の海原純子氏が回答している。海原氏は「お手紙を読みながら涙が止まらなくなりました。こんなに重い苦しみの中でどんなにつらい毎日かと思うとたまりません」と女子大生をいたわった。

そして、女子大生ひとりを行かせたのは、彼女の祖母によるふたりは困難でもひとりだけなら逃げられるという判断だとし、「たとえ体育館で転がされるように横たわっていても、おばあさまは凛とした誇りを持って生を全うしたと思います」と指摘。そしてそんな「おばさまの素晴らしさはあなたの中に受け継がれている」と諭している。

この「人生案内」を読んだユーザーは、回答を「相談者に対しての目線がすごく好ましく感じる」とし、「この相談者の女の子が今は心おだやかであることを願う」と結んでいる。 このツイートは、28日11時の時点で1万5000件以上のリツイートと、1万9000件以上の「いいね」を集めるなど、ネット上で話題となっている。

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