学生の窓口編集部

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1月25日放送、「ひるおび!」(TBS)では、遺産相続を家政婦に。資産家が家政婦に全財産を託すとの遺言が有効で、実の娘二人が敗訴した。家政婦は昭和36年頃資産家夫婦宅で住み込みの家政婦となり、資産家の夫が亡くなった後も無給で仕えていた。実の娘側は家政婦が遺産を着服していたとして6,000万円返還の反訴を行った。だが判決では、娘は長年に渡り無心を続け多額の援助を受けていた念書もある。資産家が資産を娘に奪われるのを心配していた事を第三者に話していたことから、家政婦の全面勝訴となり、訴訟費用全額を娘の負担とした。

遺言状は、直筆で書くことが必要。全文を直筆で書かなければ遺言状は無効となってしまうので注意が必要。表題は「遺言状」と書いて、遺言状だとはっきりさせるのが大切だ。書く用紙はなんでもいいが、A4サイズやB5サイズぐらいがちょうどいいだろう。遺言状の末尾には作成年月日を入れて、署名を入れて押印が必ず必要だ。吉日と書くのではなく、○年○月○日とはっきりとわかるように書くこと。

印鑑は認印でもいいが、実印にしておくのがオススメ。それから封筒と一緒に遺言状に印鑑証明なども入れておくといいだろう。印鑑証明を入れておくと相続の開始時に家庭裁判所で遺言状の検認手続きがスムーズになる。筆記用具はボールペンなど、消しゴムで消せないものを使うこと。鉛筆やシャーペンで書くと遺言状が改ざんされるおそれがあるので、ボールペンや万年筆、サインペンなどで書くと良い。

相続させる財産をはっきり特定できるように書くことが大事だ。財産の表記が曖昧だと逆に争いが起きてしまう。財産がはっきりと特定できるように書き、土地や建物の場合は登記簿に書かれている通りに書くこと。相続人もはっきりと特定できるように書くのが重要。遺言者との続き柄や誕生日も表記して特定することが大事だ。相続分をあいまいな表記にしないことも大事で、「○○は長男に」「○○は妻に」などというふうに明確にしたほうが良い。遺言執行者も指定したほうが良い。遺産の管理や処分を行う権利を持つ人のことで、内容を執行する人のこと。遺言執行者を指定することで相続開始時に手続きがスムーズになる。書き終えたら封筒に入れて印鑑を押す。改ざんを防ぐために封筒に入れて封印すること。押す印鑑は遺言状に押した印鑑と同じものを押すと良い。