26日、人民元の為替低迷により、日本で爆買いする中国人が減るとみられている。

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2016年1月26日、台湾・聯合新聞網によると、中国の人民元から日本円への為替レートが15年7月から10%下がっている。15年12月に日本を訪れた中国人観光客はピークの8月と比べると40%以上減少し、「爆買い」と呼ばれるまとめ買いや大盤振る舞いもなりを潜めるようになった。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

15年6月の時点では1元20.3円のレートだったが、現在は18円。12月の訪日中国人観光客数は34万7100人で、8月の59万1500人から大幅に減少した。為替レート変動で、銀座にある家電の免税量販店も客足が減り、大量に商品を買う人は減っている。ある観光客は「レートは重要だ」と話し、1日の買い物予算は800ドル(約9万4000円)までだと明かした。

15年に日本を訪れた中国人観光客は500万人に達し、14年と比べて107%もの増加となった。平均消費額は28万3800円で、外国人観光客の中で最多。日本の高機能炊飯ジャーや温水洗浄便座などが飛ぶように売れた。

しかし、日本は観光産業への依存が高まっている。15年の外国人観光客による消費総額は3兆4000億円に達し、半導体や自動車部品の年間輸出額に相当する規模となっている。香港CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは、16年に人民元のレートが10%下落すると、53%の中国人観光客が出国回数を減らし、35%が買い物などの消費を減らすと予測している。(翻訳・編集/岡田)