中国メデイァの新浪網はこのほど、日本の在日米軍横田基地に「F−22」戦闘機が増派されているとして、中国軍と衝突が発生した場合を想定する記事を掲載した。記事は、中国は密集した防空網と、さらには卓越した「J−20(殲−20)」戦闘機で対応するので「米軍パイロットにとっては恐怖の空になるであろう」と主張した。(イメージ写真提供:(C)Andrew Zarivny/123RF.COM)

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 中国メデイァの新浪網はこのほど、日本の在日米軍横田基地に「F-22」戦闘機が増派されているとして、中国軍と衝突が発生した場合を想定する記事を掲載した。記事は、中国は密集した防空網と、さらには卓越した「J-20(殲-20)」戦闘機で対応するので「米軍パイロットにとっては恐怖の空になるであろう」と主張した。

 記事はまず、中国空軍と防空部隊は過去20年間にわたる拡充の成果として、中国東部は「世界で最も防空火力が密集している地区」になったと説明。米軍のF-22が中国周辺空域に侵入する場合、低空・低速でやってくる可能性があると指摘した。

 記事は続けて、中国は2020年ごろまでに、米軍のステルス戦闘機を「絞殺」するシステムを完成させると主張。単純な防衛システムではなく、J-20戦闘機で積極的に打って出る戦術が実現するという。

 中国は各種波長のレーダーと赤外線によりF-22の動きを探知し、早期警戒機とJ-20の連携でF-22に火力を浴びせるとの主張だ。

 過去の例からは、F-22やF-35にも対抗するために、J-20は700-800機が生産されると見られるという。記事は、中国はさらに、J-20を戦術爆撃機に改造してもよいと主張。その場合には、米軍基地を直接攻撃することも可能という。
 記事はまた、J-20が取れる作戦はF-22よりも広範と主張。ステルス戦闘機であるJ-20を広く海上に飛ばしておけば、米軍のKC-135給油機、E-2早期警戒機、RC-135電子偵察機、P-8対潜哨戒機を100キロメートル以上離れた場所から攻撃することも可能と論じた。

 記事は、中国はJ-20の配備で、「隣国を数で圧倒せねばならない」と主張。米軍は飛行場の数や兵力の制約があるため、中国の「物量」に対抗することができないと主張。中国が南西太平洋で作戦を実施する場合には、飛行場の数の制約は受けないので、J-20を大量に生産して十分な機数を配備する必要があると論じた。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:(C)Andrew Zarivny/123RF.COM)