25日、中国メディア・網易は、「中国のギネス記録は人や金を集める戦術が多い」と指摘した。写真は四川省簡陽市のヒツジの丸焼き会場。

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2016年1月25日、中国メディア・網易は、「中国のギネス記録は人や金を集める戦術が多い」と指摘した。

23日に四川省簡陽市で4000人が200頭のヒツジの丸焼きを食べるというギネス記録が申請され、その場で認定された。中国ではこうした、数に物を言わせたギネス申請が数多い。

例えば、2015年10月には揚州で4トンを超える世界最大のチャーハンを作った。この記録は一時は認定されたものの、その後、チャーハンを家畜のえさにしたことがわかり、登録は取り消された。このほかにも、5448人が同時にギョーザを包んだり、1000人以上が同時にアイスバケツチャレンジを行ったりしている。おかしなものでは、同時に足を洗った人の数や、同時にベッドで朝食を食べた人の数などもある。

中国青年報社会調査センターが昨年に行ったネット調査によると、「ギネス世界記録の申請は、平凡な人が非凡なことを成し遂げるよう奨励するという意味で価値がある」と答えた人は44.5%、「人海戦術や銭海戦術(人や金の多さ)によるギネス記録達成には意味がない」と答えた人は43.8%、「申請内容と質をもっと吟味すべき」と答えた人は54.1%と、それぞれ高い割合を示した。

記事は、「ギネス記録に熱くなるのは間違いではないが、“中国式ギネス”が大躍進してはいけない。地方政府であれ、企業であれ、盲目的に流れに乗るのではなく、創造性に重きを置くべき。それでこそ、本当に意義のある記録になる」と指摘している。(翻訳・編集/北田)