27日、中国の学校で冬休みがスタートし始める中、ある小学校では児童が「絶対に無理」と泣き出すほどの宿題が出された。写真は中国の女の子。

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2016年1月27日、中国の学校で冬休みがスタートし始める中、ある小学校では児童が「絶対に無理」と泣き出すほどの宿題が出された。中国新聞網が伝えた。

小学2年生の趙さんが冬休みの初日に「降参」を示した宿題とは、「1カ月間ゲーム機で遊ばない、携帯電話やパソコンに触らない。代わりに毎日読書、運動、友人と遊ぶこと」というもの。担任はくじ引きの形で児童らに宿題を選ばせ、趙さんが引き当てたのがこれだった。

クラス委員を務める趙さんは「宿題をやり遂げなければ」と強く感じたものの、「こんな難しいこと…」という焦りや悲しさから泣いてしまった。両親も同じような考えを持っており、大学講師の母親はチャレンジするよう励ましつつも「娘の気持ちはよく分かる。熱中しすぎるのは問題だが、適度なネット使用は必要」と話している。

この宿題を発案したのは5年生のクラスを受け持つ男性教諭で、教室でオンラインゲームに関する調査を行った結果、成績が伸びない子どもの利用が特に目立ったことがきっかけとなった。男性教諭は「保護者からの反発もあるだろうが、子どもたちにはより多くのことに興味を持ってほしい」とも説明し、心理学専門のある大学教授は「教師が心配するほど小学生にインターネットが浸透している証拠」と指摘している。

なお、趙さんはその後気持ちを持ち直し、冬休み3日目の段階では「まだ頑張っている。自信はないけど、できるだけ努力する」と明かした。(翻訳・編集/野谷)