馬英九総統、台湾防衛の英雄らに記念章  平和の重要性強調

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(台北 27日 中央社)馬英九総統は27日、総統府で1949年以降、台湾防衛のために尽力し、死亡または負傷するなどした人々に「中華民国台湾防衛記念章」を授与した。中華民国の総統として、歴史を次の世代に伝え、戦争の教訓と平和の尊さを知ってもらう義務があるとしている。

同記念章は少なくとも1万2000人に渡される予定。馬総統は「台湾の平和と繁栄は、天から降りて来たものではない。当然視してはならない」と強調。中国は歴史上、3割が分断の時代を歩み、流血の惨事が繰り返されていたと述べ、「平和的な手段で問題を解決する」ことの重要性を語った。

一方、世界情勢に鑑みて防衛力の強化は続けると主張。「われわれは戦争を挑まない」とし、「武力に訴えない。これは国家の長期的な安定につながる」との認識を示した。

(葉素萍/編集:齊藤啓介)