中国メディア・新浪は25日、日本の民間人による中国貧困地域の小学校への資金援助について、かつて「熱烈歓迎」していた中国側の態度に変化が生じていることについて紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)zhangyu19842007/123RF)

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 中国メディア・新浪は25日、日本の民間人による中国貧困地域の小学校への資金援助について、かつて「熱烈歓迎」していた中国側の態度に変化が生じていることについて紹介する記事を掲載した。

 記事は、長きにわたり私財をなげうって中国の貧困地域の小学校に援助を施してきた日本人男性の話を紹介。かつては自ら支援した中国の学校を訪れると、子どもたちの嬉しそうな表情を見ることができたほか、校長や教員から繰り返し「ありがとう」と言われたと語ったことを伝えた。

 その一方で、「日中間の実力構図に変化が生じるとともに、このような民間支援が日増しに困難になっている」とし、支援した学校に手紙を何度送っても返事を寄越さない、はるばる学校を訪問しても「学校側が子どもたちに会せようとしない」と中国側の対応に変化が出てきたことを説明したと紹介した。

 そのうえで、この男性が「日中両国が政府レベル、政治レベルでいかに対立しようとも、民間の交流を途絶えさせてはならない」、「それぞれが自分の国を愛するのは当然。しかし、視野をもっと広く持ち、相手のことを真面目に学び、理解しなければならない」と語ったとした。

 国が豊かになる傍らで、依然として多くの地域における貧困問題が解決できていないのが中国の現状だ。かつては国も力不足であったため、日本を含む外国からの支援を素直に受け入れてきたが、現在では「こんなことは、他国に頼らずとも自国内で解決する」という考え方に変わってきているのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)zhangyu19842007/123RF)