25日、外国人観光客の激増で、数に限りのある日本のレストランやホテルなどの施設はすでに団体客に対応しきれていない現状を露呈している。そこで現在その受け皿として「外国人専用体験型レストラン」というレストランが日本で出現している。

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2016年1月25日、外国人観光客の激増で、数に限りのある日本のレストランやホテルなどの施設はすでに団体客に対応しきれていない現状を露呈している。そこで現在その受け皿として「外国人専用体験型レストラン」というレストランが日本で出現している。中国新聞網が伝えた。

このほど東京・六本木の「和食」をテーマにしたレストランが「外国人専用」の札を掲げた。この店は日本特有のオープンキッチン方式を採用することで、お客は調理風景を見ることができ、和食の真髄を感じ、日本の食文化を体験することができる。また、観光客は90分間で寿司の歴史やその種類などの知識を学び、自ら寿司づくりを体験した後で「合格証書」をもらうことができる。このほかにも日本の忍者や和服のショーなども鑑賞できるということだ。

中国・天津から来たという観光客は「寿司の作り方をこの目で見ることができ、関東と関西の寿司の違いも知ることができた。これは中国にいた時には知らなかったこと。短い時間で日本の文化を学べるこういった体験は個人旅行ではなかなかできない」と語った。

しかし、「外国人専用」というこのコンセプトにはさまざまな意見があるのも事実。このような方法は一見すばらしいようだが、実際は中国人と日本人の新たな「隔離政策」の一種だと考える人もいる一方で、海外旅行に言葉の障害はつきもので、地理にも不案内というのは現実的な問題であり、短い時間で真の日本食文化を言葉の障害無く、集中して体験できるこの方式は非常にすばらしい選択だと考える人もいる。

セレクトジャパン株式会社観光事業部の胡延明(ホー・イエンミン)氏は「この種の外国人専用レストランは良い点もあれば、悪い点もある。良い点としては短期間の日程で訪日する観光客に日本の食文化をまとめて提供し、日本の食文化を自ら体験できる点だ。悪い点としてはこのような環境では観光客は日本人客と一定の距離ができてしまう。そのため、このような形式は日本に短期で旅行する観光客には非常に適していると考える」と語った。

このレストランの関係者は「外国人専用」は決して「排他的」な意味はなく、「善意」の表現であるとしている。中国観光客に対する日本文化の紹介や多言語サービスを特化し、訪日観光客にハイクラスのサービスを提供することで、たまたま訪日した中国人観光客を何度も訪日してくれるような常連客として囲い込みたいとしている。(提供/人民網日本語版・翻訳/TG・編集/武藤)