27日、中国浙江省金華市で、路線バスの運転手がUターンして人を迎えに行ったことが物議を醸している。写真は中国のバス。

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2016年1月27日、中国浙江省金華市で、路線バスの運転手がUターンして人を迎えに行ったことが物議を醸している。銭江晩報が伝えた。

バスに乗っていたネットユーザーの紹介によると、24日午後、バス停に停車している最中に運転手は電話と取り、通話が終わるとUターンして40代の女性を乗せ再び元の路線を走り始めた。

ネットでは運転手に対する批判が集まり、女性と運転手が知り合いだったとの憶測が飛び交った。これに対し女性は、「私は5年前からこの路線バスを利用しており、運転手の名前は知らないが特徴を全ていえるほどに頻繁に乗っている。当日バスに間に合わず、先日もらった運転手の連絡先に電話をかけ、どこまで行ったのかを確認するつもりだった。迎えに来てくれるとは思いもしなかったためとても感動した。彼は普段から親切で、バスの後を追いかける人を見かけるといつも止まって乗車を待っている」と運転手への感謝を語った。

さらに当事者の運転手は、「当日は気温が低く、次のバスを待つのに長い時間寒い中で立ち続けなければならなかった。乗客が少なかったためすぐにUターンした」と説明し、思慮不足だったと謝罪した。連絡先を渡したことについて運転手は、「私の電話帳には2、30人の乗客の電話番号が登録してある。中には病気で頻繁に通院する人もおり、できるだけ待つようにしている」と話した。

一方、路線バスを運営する会社は、「人情的には理解できるが、規定では許されない行為。乗客に了承を得てからUターンすれば大きな誤解はなかっただろう」と運転手の対応が不適切だったと述べた。

当事者の事情説明にネットでは理解を示す声も聞かれたが、依然として運転手の行為は「規則違反で秩序を乱した」と批判する声が多かった。(翻訳・編集/内山)