リオ五輪出場決定チームとオーバーエイジ候補選手まとめ

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劇的な展開となった昨日のAFC U-23選手権の準決勝日本対イラク戦。

試合終了間際の93分に原川力がミドルシュートを突き刺し、見事6大会連続となる五輪出場を決めた。

リオデジャネイロオリンピック出場決定!!AFC U-23選手権 カタール 2016(リオデジャネイロオリンピック・アジア最終予選)準決勝 U-23日本代表 2-1 U-23イラク代表次節 決勝 vs カタールと韓国の勝者日本時間 1月30日(土) 23:45キックオフ  http://www.jfa.jp/national_team/u23_2016/afc_u23_c...
Posted by サッカー日本代表 on 2016年1月26日

93年世代による、アディショナルタイムでのイラク攻略。しかも舞台はドーハであった。あまりにドラマチックすぎるそのシナリオに多くの人が感動したはずだ。日本は今年8月、前大会の悔しさを晴らすべくリオに乗り込む。

さて、日本が出場を決めたそんなリオ五輪だが、すでに多くの国が本戦行きを確かなものとしている。

今回はリオ五輪に出場するチームと、オーバーエイジとして候補に挙げられている選手をまとめてみよう。

そもそもの話だが、リオ五輪の男子サッカー競技には16チームが出場する。

1枠はホストカントリーのブラジルで、残り15チームが各大陸に振り分けられている格好だ。

ホスト国:1枠

出場決定チーム:ブラジル

2014年ワールドカップに続き、世界的コンペティションを開催することになったブラジル。

ご存知の通り、オリンピックは王国が唯一手にしていないタイトルである。国民の期待も大きいはずだ。

そんなリオ五輪に向けては、A代表の絶対的エースであるネイマールをオーバーエイジとして本大会で起用するのではないかと報じられている。

これは元FC東京の監督で、U-20代表を率いていたアレシャンドレ・ガーロが明らかにしたもの。ガーロ監督は後に解任されているが、後任のドゥンガもネイマールの選出を考えているようだ。

ヨーロッパ:4枠

出場決定チーム:スウェーデン、ポルトガル、ドイツ、デンマーク

全ての大陸の中で最も出場枠が多いのがヨーロッパ。すでに出場全4チームが決定している。

予選を兼ねていたのは、昨年6月にチェコで開催されていたU-21欧州選手権2015。この大会は予選とプレーオフを勝ち抜いた8チームが出場でき、うち上位4ヵ国にリオ五輪への出場権が与えられることになっていた。

本戦に進んだ8チームは以下の通り。

【グループA】
チェコ
ドイツ
デンマーク
セルビア

【グループB】
イングランド
イタリア
ポルトガル
スウェーデン

この両グループを勝ち上がったドイツ、デンマーク、ポルトガル、スウェーデンの4チームがリオ行きをすでに決めている(イングランドは国際オリンピック委員会に承認されておらず、サッカ―競技でイギリス代表が組織されないことになったため出場資格がなかった)。

出場チームが決定してからオーバーエイジに関する話題もたくさん出ており、ポルトガルサッカー連盟の会長はクリスティアーノ・ロナウドの出場についてコメント。

また、ズラタン・イブラヒモヴィッチはリオ五輪出場に意欲的であり、ドイツ代表から引退しているフィリップ・ラームとペア・メルテザッカーにも代表復帰の話が出ている。

ちなみに、U-21欧州選手権の決勝はスウェーデン対ポルトガルというカードで、試合は0-0のままPK戦へ。スウェーデンが初優勝を飾っている。

アフリカ:3枠

出場決定チーム:ナイジェリア、アルジェリア、南アフリカ

予選を兼ねていたのは昨年末に開催されたU-23アフリカ選手権。

優勝したナイジェリア、準優勝のアルジェリア、そして3位になった南アフリカの3チームがリオ五輪へと駒を進めた。

ちなみに、開催国のセネガルは3位決定戦のPK戦で南アフリカに敗れている。

南米:1.5枠

出場決定チーム:アルゼンチン

2012年ロンドン大会では出場枠が「2」であった南米。しかし、今大会ではブラジルで開催されるためその出場枠が「1.5」に減少している。

予選を兼ねていたのは、今年1月にウルグアイで開催されたU-20南米選手権。

ディエゴ・シメオネの息子ジョバンニの大活躍もあり、アルゼンチンが優勝しリオ五輪行きをすでに決定している(当時のチームの選手名鑑はこちらから)。

なお、2位となったコロンビアは大陸間プレーオフへの出場が決定。大陸間プレーオフについては後述する。

北中米・カリブ海:2.5枠

出場決定チーム:メキシコ、ホンジュラス

北中米・カリブ海予選の最終ラウンドで決勝に残った2チームにリオ五輪への出場権が、3位チームに大陸間プレーオフへの出場権が与えられる。

この予選は昨年10月にアメリカで開催され、8ヵ国が出場。優勝したメキシコ、準優勝のホンジュラスが出場権を獲得している。

なお、カナダとの3位決定戦に勝利したアメリカは、U-20南米選手権で2位となったコロンビアとの大陸間プレーオフを戦う(前述)。この試合はブラジルで開催され、一発勝負のセントラル方式が採用されている。

2016年3月のインターナショナルマッチウィークに開催される予定であり、リオ五輪に出場する最後のチームがこのプレーオフで決まることになる。

オセアニア:1枠

出場決定チーム:フィジー

予選になったのは、昨年7月に開催されたパシフィックゲームズ2015。この大会に出場するチームの中で、FIFAおよびIOCに加盟する5チームがリオ五輪への1つの出場枠をめぐってトーナメントを戦った(パシフィックゲームス2015の本大会とは別)。

同地域で圧倒的な力を持つニュージーランドは出場資格のない選手を起用したとして失格処分になっており、決勝戦はフィジー対バヌアツというカードに。PK戦を制したフィジーが初となる五輪への切符を掴んでいる。

アジア:3枠

出場決定チーム:日本、韓国

現在カタールで開催されているAFC U-23選手権2016の上位3チームに出場権が与えられる。

これまでアジアではホーム&アウェイ形式による「予選」という形で五輪の出場権を争っていたが、今回からはセントラル方式での選手権が五輪予選を兼ねるようになっている。なお、2012年のロンドン大会ではアジアの出場枠は「3.5」だった。

準決勝では日本がイラクを、韓国がカタールを破りそれぞれ2国が本戦への切符を手にした。敗れたカタールとイラクは最後の椅子をかけ、3位決定戦を戦う。

最後にまとめてみよう。

※以下の内容は全て2016年1月27日現在

現時点で出場が決定している14チーム

【開催国】

ブラジル

【ヨーロッパ】

・スウェーデン(U-21欧州選手権2015 優勝)
・ポルトガル(U-21欧州選手権2015 準優勝)
・ドイツ(U-21欧州選手権2015 ベスト4)
・デンマーク(U-21欧州選手権2015 ベスト4)

【アフリカ】

・ナイジェリア(U-23アフリカ選手権 優勝)
・アルジェリア(U-23アフリカ選手権 準優勝)
・南アフリカ(U-23アフリカ選手権 3位)

【南米】

・アルゼンチン(U-20南米選手権2015 優勝)

【北中米・カリブ海】

・メキシコ(リオ五輪北中米・カリブ海予選 優勝)
・ホンジュラス(リオ五輪北中米・カリブ海予選 準優勝)

【オセアニア】

・フィジー(パシフィックゲームズ2015リオ五輪予選 優勝)

【アジア】

・日本(AFC U-23選手権2016 決勝進出)
・韓国(AFC U-23選手権2016 決勝進出)

現時点で出場の可能性を残している4チーム

・コロンビア(U-20南米選手権2015準 優勝)
・アメリカ(リオ五輪北中米・カリブ海予選 3位)
・カタール(AFC U-23選手権2016 3位決定戦進出)
・イラク(AFC U-23選手権2016 3位決定戦進出)

コロンビアはアメリカと大陸間プレーオフで、カタールはイラクとAFC U-23選手権2016の3位決定戦で対戦し、それぞれの勝者がリオ五輪に進出。

リオ五輪の男子サッカー競技は、8月3日から19日にかけてブラジルの5つの都市で開催される。