26日、中国外交部は、中国当局に拘束されていたスウェーデン人の男性人権活動家が帰国したことについて、「釈放ではない」との認識を示した。写真は北京。

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2016年1月26日、中国外交部は、中国当局に拘束されていたスウェーデン人の男性が帰国したことについて、「釈放ではない」との認識を示した。

北京在住の人権活動家ピーター・ダーリン氏は先日、「海外から違法に資金援助を受けた」との容疑で中国当局に拘束された。同氏は中国の人権問題に取り組む米NGOに所属していた。ダーリン氏はその後、テレビで中国政府や国民に謝罪。「人権に関するレポートは、中国の全容を正確に反映したものではない」と述べていた。

この件について、同日の記者会見で記者から「中国は先日、スウェーデン人を釈放しましたが、釈放された理由は何ですか?」と質問された華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、「まず、あなたの言い方を正さないといけない。釈放したのではなく、国外追放だ」とし、ダーリン氏が国家の安全に危害を加える活動をしたため、中国の関連法に基づいて今月25日に国外追放を命じたと説明。「ウィーン領事関係条約の規定により、スウェーデン当局に事情を説明し、ダーリン氏に対する監視を手配した」と述べた。(翻訳・編集/北田)