中国メディアの環球網は26日、韓国の仁川空港で非常口通って中国人が審査を受けずに入国した。同空港は過去にも同様の問題を出したことがる。記事はテロ対策でも「重大な抜け穴」と評した。(イメージ写真提供:仁川空港で撮影)

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 中国メディアの環球網は26日、韓国の仁川空港で非常口通って中国人が審査を受けずに入国した。同空港は過去にも同様の問題を出したことがる。記事はテロ対策でも「重大な抜け穴」と評した。

 記事によると、韓国の仁川空港で20日午後7時半ごろ、30代の中国人男女2人が同国への入国を求めた。しかし、トランジット目的の空港利用で入国のためのビザを持っていなかったため、係官は拒絶した。

 すると2人は、非常口を開けて、韓国内に入国してしまった。2人の行動は監視カメラに捕えられていたが、警備職員は「いつもの修理をしているのだろう」と思って気にしなかった。空港の入国管理部門が不法入国に気づいたのは、19時間後だった。

 2人は25日午後に、天安市内で発見され、身柄を拘束されたという。

 記事は、韓国の空港で出入国管理の「抜け穴」が露呈したのは過去にもあると紹介。2003年には仁川空港のトランジット客待合室からモンゴル人旅客11人が「消失」した。いずれかの便に乗った可能性もあるが、航空会社側も搭乗者の把握をきちんとしておらず「どこの国に行ったかわからない」という。

 それから数日して、今度は中国人旅客4人が同じ待合室から「消失」した。記事は韓国のニュース専門テレビ局のYTNの論評を紹介。YTNは「韓国政府の関連機関は、韓国はISなど国際テロ組織の攻撃目標になっており、もはや安全地帯ではないと繰り返している」と指摘した上で「国のゲートである仁川空港の安全保安作業で、重大な抜け穴がある」と批判したという。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF。仁川空港で撮影)