26日、豪紙オーストラリアンによると、オーストラリアのターンブル政権が中国の南シナ海における領有権主張を念頭に、「航行の自由」演習の実行を検討している。資料写真。

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2016年1月26日、環球網は豪紙オーストラリアンの記事を引用し、オーストラリアのターンブル政権が中国の南シナ海における領有権主張を念頭に、「航行の自由」演習の実行を検討していると報じた。

昨年9月に就任したターンブル首相は「知中派」として知られており、その対中政策はかねてより外部の注目を集めてきた。同演習の日程や形式は明らかにされていないが、消息筋の話によると「ターンブル首相は先ごろの訪米で『航行と飛行の自由』について討論を繰り広げてきた」。米国や東南アジア諸国の間からは同国が単独で演習を行うことを支持する声が上がっており、中国が造成した人工島から12カイリ以内の海域への進入や上空飛行も含むとみられている。

英BBCが昨年12月に報じたオーストラリア軍の哨戒機による中国・人工島付近の上空飛行に関し、豪国防省は「周辺地域の安全と安定を維持するための『航行の自由作戦』の一環だ」とする声明を出した。これに対し、中国外交部は「当事国以外の国は言行を謹んでほしい」との考えを表明。今回の報道を受けて「知中派ターンブル氏が親中派だとは限らないとする論調が出るかもしれない」と指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/野谷)