26日、窃盗で捕まった飼い主を警察署の前で待つ台湾の犬が話題になっている。イメージ写真。

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2016年1月26日、窃盗で捕まった飼い主を警察署の前で待つ台湾の犬が話題になっている。

台湾・中時電子報によると、台湾新北市淡水区で廃品を売って生計を立てていた男性(51)は、19日に窃盗容疑で逮捕された。男性は警察に連行されたが、愛犬は3キロ離れた警察署まで追い、署の前で飼い主の帰りを待ち続けた。5日間経っても犬は離れようとせず、追い払うのがかわいそうと考えた警察官らは一時的に犬の面倒を見た。台湾は23日に全域で雪が降るなど寒波が襲来しており、警察は犬を署内で保護するなど特例の対応を行った。

犬の飼い主は50日間の拘禁処分を言い渡されており、警察は一時的な預け先を探し刑期満了時に飼い主に引き渡したいとしているが、犬はその帰りを待ちわびるかのように飼い主が連行された入口をたびたび眺めているという。

同ニュースは中国メディアも伝え、ネットには数多くのコメントが寄せられた。コメントの多くは「この犬のことを思うと胸が締め付けられる」と犬を心配する声のほか、「なぜ多くの人が犬を飼うのか?それは飼い主がどんな人間であろうと、犬は飼い主を見放すことがないからだ」と忠犬ぶりを称える声だった。このほか、「忠犬のためにも、飼い主には更生してもらいたい」との声も聞かれた。(翻訳・編集/内山)