ビートたけし

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 SMAPの解散騒動・ベッキーの不倫騒動で幕を開けた2016年の芸能界。年明け早々大スクープの連発でスポーツ紙の社員は休みがなく、嘆いているという情報もあるが、「同業者」である芸能人たちも、この2つのビッグニュースに対してコメントを求められる場面は多い。ベッキーの不倫に対してはそれぞれ擁護・批判など意見が分かれ物議をかもしているが、SMAPに関しては芸能界全体に影響力を持つジャニーズ事務所を恐れているのか、なんとも歯切れが悪くなってしまう印象が否めない部分もある。

 こういった芸能界の“慣習”に縛られず意見を言えるのは、SMAPよりも長きにわたり芸能界・テレビを引っ張ってきた「大御所」くらいのものだろう。現状、ビートたけし・明石家さんま・タモリの「BIG3」なら、忌憚のない意見をいえる立場にはあるはず。

 一連の騒動を、芸能界を代表する彼らはどのように感じたのか。当然のように彼らはマスコミから意見を求められたわけだが……。

 ビートたけしは、SMAPに対してはどちらかといえば厳しい言葉を投げかけている。「東京スポーツ」内で「草なぎ剛なんて、SMAPじゃなかったらドラマの主役を張れるの?」と語ったかと思えば、木村拓哉は役者として、中居は司会として使えるが、他3人は厳しいとストレートに毒を吐いている。その上で、たけしが審査委員長を務める「第16回ビートたけしのエンターテインメント賞」で、特別話題賞にSMAPを選出するあたりが、いかにも彼らしいところ。ちなみにベッキーの件はほぼ語らず。女性スキャンダル・不倫の帝王なだけに、コメントしづらかったのだろうか。

 明石家さんまは、SMAPに関しては突っ込んだ考えを示さなかったものの、ラジオで分裂騒動については2カ月ほど前から事情を知っていたことを明かしており、昨年の12月22日に日本テレビで放送された生番組『さんま&SMAP 美女と野獣のクリスマス』(フジテレビ系)で共演した時には「とんでもなくやりにくかった。早く時よ過ぎてくれと思った」と述懐している。そして、その事実を秘密にしておく時間が辛かったと語った。意外と口が固かったようである。ベッキーについては、LINE画像を週刊誌にさらされたことに関し「かわいそう」と表現している。たけしと同じくスキャンダルの多い人物なので同情したのかもしれないが、世間からはバッシングの対象となってしまった。

 そしてタモリだが、どちらの出来事に対してもコメントはなし。ベッキーもSMAPの3人(中居正広、草なぎ剛、香取慎吾)とも『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で長きにわたり共演した関係にあり、BIG3の中でも最も関係が深い人物。特にSMAPの3人は自宅に招き食事をするほどの仲という情報もある中で、コメントがまったくないのは少々意外だが、そこには深い事情が……。

「ベッキーの件は定かではありませんが、SMAPの独立報道とタモリは大きな関わりがあったとされています。チーフマネジャーだった飯島三智氏が画策した独立が達成された場合、受け入れ先はタモリが所属する田辺エージェンシーになる可能性が高かったんです。昨年の『NHK紅白歌合戦』でタモリが快諾寸前のところで出演を辞退したのも、飯島氏が木村拓哉を無理やりねじ込もうとしていたことを知って配慮したという話。独立に積極的だったとされる中居とタモリの絆は非常に深く、タモリとしてもSMAP独立を応援していたのかもしれませんね。一連の騒動や謝罪に、タモリは何を感じていたのか……」(芸能記者)

 どうやらタモリは、BIG3のみならず芸能界全体でもSMAPに最も近い存在だったようだ。

 大御所3人も注目のSMAP騒動だが、ベッキーへの反応は一様に薄いのが印象的だった。