26日、好奇心日報によると、視覚中国集団の関連会社がこのほど、写真やイラスト提供などを手掛ける米コービスの全資産を買収した。

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2016年1月26日、好奇心日報によると、視覚中国集団の関連会社がこのほど、写真やイラスト提供などを手掛ける米コービスの全資産を買収した。これに伴い、舌を出した表情が印象的な物理学者アインシュタインの画像の権利も中国企業に移ることとなる。

コービスはマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が1989年に設立した会社で、本拠地はワシントン州シアトル。米国の歴史や文化に関わる写真を数多く保有しており、画像の保有量は約1億点に上る。

今回の買収について視覚中国創業者の柴継軍(チャイ・ジージュン)氏は「企業のグローバル化戦略にとって重要な一歩」と説明しており、「モバイルインターネットが現在のような状況に突入する中、画像は最も重要な伝達媒体。ドラマや映画とは違い、最も経済的かつ効果的だ」とコメント。今後の運営については経営面で調整を行うものの、大きな変更はないとしている。

買収価格は明らかにされていないが、事情を知る人の話では1億ドル(約118億円)を超えておらず、視覚中国は買収完了後、コービスが保有する画像の海外業務に関して業界大手のゲッティイメージズと合意したもよう。

視覚中国は2000年6月の設立で、傘下にチャイナフォトプレスやゲッティイメージズチャイナなどを抱えている。(翻訳・編集/野谷)